Birthday

 03

キングサイズのベッドは二人で寝ても余るぐらいだ。そこに真澄を横たえる。

「真澄、実はもう一つプレゼントを用意しているんだ」

ニヤリと笑う私に真澄は複雑な表情をする。

「仁さん、すごくいやらしい顔です」

どうやら真澄には私の魂胆はバレバレだったようだ。

「真澄をもっと気持ちよくさせてやろうと思って用意したんだよ」
「今でも、凄いのにこれ以上なんて…」

そんな私の自尊心をくすぐることをさらりと言う真澄は全く無自覚なようで苦笑する。

「でも嫌じゃないだろう?」

元から快楽に弱かったが、私がますますいやらしい身体にしたことは自負できる。

コクリと少し恥ずかしそうに頷く真澄にやはりと思う。

「じゃあ、真澄の奥の秘密の花園を探りだそうか?」

私は真澄の足を大きく広げた。先ほど私が散らした蕾が白濁した精液で汚れている。さっきまで貪欲にむさぼっていたはずアナルは、もうすっかり閉じてまるで貞淑で頑なな処女のようだ。

無論、指を差し入れるだけで、すんなりと飲み込んで柔軟に受け入れる。私はまず自分の吐き出した精液を掻き出す。それだけで感じるのか真澄から甘い声が上がる。

「これぐらいで感じてしまうなんて本当に敏感でいやらしい身体だ」
「あっ、んんっ…言わないで…」
「どうして? 私は褒めているんだよ。君がこんないやらしい身体でなかったら、きっと私は君を手に入れることはできなかったからね」

今でも初めて真澄の身体に触れた電車の中でのことを忘れることはない。私の淡い恋心を醜い欲望の塊に変えたのは、痴漢に触られて欲情していた真澄だった。

あの時は自分の欲情に負けて強引に身体を奪ってしまったが、まさかこんな関係になるなんて思ってもいなかった。

「ぼ、僕も…仁さんが、この身体ごと受け止めて、くれたから…あぁんんっ」

真澄は痴漢されて感じてしまう自分にずっと罪悪感と嫌悪感を持っていたらしい。

「真澄の綺麗な心も淫らな身体も、私は大好きだよ」

目の前の真澄の足首にチュッとキスをする。それだけでもビクンと足を震わせた。

「仁…さぁん、んんっ…」
「ふふっ、もっともっといやらしい身体にしてあげるよ」

ボトルのローションをたっぷりと注ぎ込むと、真澄の表情が不快感に歪む。

「これで真澄の奥の奥までゆっくり広げるよ」

私はアナルビーズを取り出して真澄に見せた。アダルトグッズを使うのは初めてではないが、それを見た真澄は息を飲む。

30pはあるアナルビーズの長さに少し怯えてる様子だった。

「大丈夫、無理はしない。私が君の体を傷つけるはずがないだろう。この奥で感じるようになると凄まじい快感を得ることができるようになるからね」
「僕も…仁さんのこと…信じてます…」

そんな健気なことを言うものだから、胸の奥が熱くなる。本当に可愛くてしょうがない。

「じゃあ、入れるよ」

本人の了解も取って、私はアナルビーズを真澄の中へとゆっくりと埋めていく。

「んんっ…あっ、あぁああっ!」

ビーズが前立腺に当たっているのだろう。真澄が腰を捩らせて悶える。そんな様子を愉しみながらビースを押し込んでいく。

「あ、んんっ…深ぃんっ…」

少し苦しくなってきたのだろう眉を顰める。私はそこで手を止める。少しずつ慣らしながら拡張する為だ。
私はまた別の道具を取り出した。それは何度も使ったことのあるピンクのローターだ。小さくても振動が強いのが気に入っている。

スイッチを入れて真澄の肌を滑らせる。内腿や脇腹など敏感な場所をなぞっていく。

「ふぁあ、やぁああっ、あぁあんっ…」

可愛い声で啼くので、ビーズで拡張していることも忘れて思わず熱中してしまう。ハッと思い出して少しだけビーズを押し込める。そして、またローターで真澄の身体にいたずらをする。

何度もそれを繰り返しているうちに、真澄が悲鳴をあげた。

「あああっ、仁、さぁ…あっ、変っ、いやぁああっ、怖いっ…ひぃいっ!」

ガクガクと身体が小刻みに震えだす。

「あんっ、らめぇええっ!あ、ひぃあああっ、イクっ、いくぅうう!!」

真澄の口元からは唾液があふれ、強い快感のせいで焦点のあっていない瞳からは涙が次から次へと溢れ出る。

初めての結腸責めに、これまで以上にヒイヒイといやらしく悶えてイキまくる真澄に、私は堪らなくなって思わずビーズを抜き取って、自分の欲望をねじ込んでしまう。

「ダメぇえええ────ッ!!イッてるからぁ、あぁああっ!!」

真澄の中は凄かった。まるで生き物のようにうねり私を強く締め付ける。そして、結腸がまるでキスをされてるみたいにチ●ポの先が吸い付いて、凄まじい快感だった。

「あひぃ、ヒィいいいい────ッ!!らめぇえええ────ッ!!」

細腰の真澄のものとは思えないほどの強い力で身体を強張らせ弓なりに身体を反らせる。私はそれでも力づくで真澄の中に抽送を繰り返す。

足先までギュッとまるまってガクガクと震えていた。

ギュウギュウを乳牛のようにチ●ポを絞られて、あまりの快感にチカチカと目の前に火花が散る。一度達したばかりだというのに、あまり持ちそうになかった。

「ひぃ、ひぃ、やぁああああああ────ッ!!」

真澄は、まるで絶叫のような嬌声を上げ、一層とガクガクと震えて気を失った。私は気を失っても蠕動する内壁を感じながら、欲望を中に放つ。

しばらく経っても、まだ吸い付くような腸壁の余韻を楽しんでいると、真澄の精液を放って萎えたペニスから、さらりとした液体がじわじわと垂れていた。

最初は尿かと思ったが、タオルで拭いてみると透明で匂いはしなかった。これは潮だろう。初めて結腸責めで雌イキして潮を吹いたらしい。

なんて堪らなくエロい身体なのだろう。
胸をこみ上げる、熱く愛おしい気持ちで、ぐったりと力なく横たわる真澄の身体をギュッと抱きしめる。

もう少し、真澄の意識がはっきりするまでこのまま真澄を抱きしめていよう。

無論、真澄とのセックスはこれで終わりではない。

一度風呂で綺麗にして、泣いて許しを請うまでアナルを舐め回すのも悪くない。その時にはさっきのローターを乳首に貼り付けてもいいな。

などと想像しながら真澄の瞑ったままの長い睫毛を見つめる。眠っていても真澄の美しい顔は変わらない。

早く目を醒ませばいいなと思いながら、真澄の唇にキスをした。




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