Trip

 21

「あぁあっ!! ひぃいっ!!……やぁああっ!!……あっ、ひぃいい────っ!!」

 真澄のエロい嬌声が森の中に響き渡る。

 私にとっては最も心地のよいメロディーだ。鳥のさえずりだって敵わない。

 むろん、最高に興奮をかき立ててくれる。

 私はゴツゴツとした指で思うがままま、熱くてねっとりと締め付ける、淫欲の孔に激しい抜き差しを繰り返す。

 真澄はあまりに激しい刺激に耐えられないのか、逃げよとする腰を引く。

 しかし、私は逃げられないように押さえつけ、更にゴリゴリと中を擦り付けた。

「ひぃいい────っ!!ひぃぎっぁあああ────っ!!」

 すでにもう嬌声というよりも、断末魔に近いような絶叫だった。

 奥の痙攣が激しくなりだして、彼がドライオーガズムに達する手前で、私は指を抜き取った。

「あううっ……ああっ……」

 草むらに仰向けに寝転んでいる真澄は大きく股を広げた状態で、体中をヒクヒクと痙攣させている。

 まるで放心しているように見えるが、達する寸で止めたのだから、彼の奥の欲情はマグマのように萌え滾ったままだろう。

「あぁあ……ひとし……さぁん……」

 広げた足の奥に見える、くっぽりと開いた孔が、ヒクヒク蠢いて誘っている。

 無自覚なのだろうが腰をくねられせて刺激を求める彼は娼婦よりも淫らだ。

 私はカメラマンに身を隠すように合図してから、真澄のアイマスクを外した。

 最初は眩しそうに瞼を瞬かせていたが、久しぶりに晒した瞳には羞恥などなく、虚ろに宙を彷徨う淫欲に溺れた眼差しだった。

 こんな様子の真澄なら、もうカメラマンの存在に気づくことはないだろう。

 私は大胆にも真澄を背面座位で座らせて、後ろから胸のピンクの尖りを両手で弄った。

「あぁあっ!!……ダメっ……ひっ、もっ……ちくびっ……らめぇ!!」

 いつもよりもずっと濃い色になった乳首は腫れて熱を持っていた。

 あまりにも敏感な真澄の乳首は、快感とともに痛みも感じているだろう。

 それでも指で弄ってやると、真澄の体はひっきりなしにクネクネといやらしく体をくねらせる。

「あっあっ!!ひっ、ひぃいいんっ……やっらっ……ひぃやぁああっ!!」

 ぽたぽたと手に温かな雫が垂れる。飲み込めない唾液は彼の口元から止めどなく垂れていた。

 辛いほどの快感を与えているのだと思うと、更に興奮が増した。嗜虐心に煽られて、私は乳首を弄る指先を増々乱暴にあつかった。

 真澄の喘ぎがひいひいと啜り泣くものに変わる。
 その声に、何度も達したはずのペニスが再び熱く滾ってきた。

 本当に真澄の痴態は最高の強壮剤だ。

 真澄の華奢な手に私の勃起したペニスを触らせる。

「どうだ真澄。私のこれが欲しくはないかい」

 耳元で囁いてやると、それだけ感じるのかビクビクと躯が震える。

「あっ……んっ、いやぁ……あんっ…欲しいっ、仁のっ……これっ……ほしっ……」

 少し呂律の回っていない舌っ足らずの言葉で求めてくる真澄に、私は三度目だというのに猛烈に興奮した。

「じゃあ、自分で入れてごらん」

 今の真澄に理性や理性は欠片もなく、私の言葉どおりに自分のアナルを私の昂りへと導く。

 すでに私の欲情を受けた秘蕾は、どろどろに蕩けて私を用意に受け入れる。だからと言って、けっして緩くはなくちょうどいい締め付けで私を包む。まるで、私の為だけにあるようなフィット感だ。

「あんっ……おくっ……深いっ……んんっ」

 ズップリと私の根元まで銜え込んで真澄が止まる。

「良い子だ。私のチンポを奥まで銜えた感想はどうだい?」

「んっ……あつくて……大きい……」

「私のチンポは大好きかい?」

「好きっ……仁さんのっ……おちんちんっ……気持ちいいっ……」

 普段なら言わない卑猥な言葉も躊躇いなく口にする。この開放感が、いつもよりも大胆にしているのかもしれない。

「真澄は私のチンポを挿れるだけで満足かい」

 すると真澄はフルフルと首を振る。 
 
「じゃあ、どうしたらいいかわかるだろう」

 真澄はコクリと頷くと、ゆっくりと自分の腰を動かし始めた。

 


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