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Life 12 「アアッ……アッ、ひぃいいっ……」 彬也の嬌声が部屋に響き渡る。 パンパンと肉が激しくぶつかり、ジュチュジュチュジュチュと結合したところから、いやらしい水音が鳴りつづける。 二人ともすでに汗ずくだった。 彬也を四つん這いにさせ、背後から突き上げる。 泰典は小さな白い尻の間に、グロテスクな赤黒い肉棒を出し入れするのに夢中だった。 しなやかな背が波打ち震えるのをじっと見つめる。 幼すぎほどの細い肢体が、自分の性器で淫乱のように感じている。そのアンバランスさが泰典を更に興奮させる。 いたいけな少年に、肉欲を覚えさせ、汚れた性欲にまみれさせた罪悪感に心を痛めながら、深層では、もっと淫らに、もっといやらしく貶めたいと欲しいる。 禁忌を犯すほどに、痛みをともなった甘露な快感が、泰典を狂わせる。 「彬也……彬也っ……」 短い呼吸で、激しく腰を振る。酸欠になりながら、うわ言のように、ひたすら愛おしい子供の名前を呼ぶ。 「アアッ……ンッ、アァアアッ、ヒィイイ!!」 彬也の嬌声はまるで獣のようで、すでに彼の意識は水のように薄れ、本能だけで快感を追い求めているようだ。 ああ、このまま溶けて消えてしまえればいいと、快感に酔いながら泰典は思った。 何度も訪れた絶頂を迎える興奮と期待の瞬間に、泰典は躯を震わせる。 「アアッ……イイ……彬也っ、彬也────ッ!」 ドプリと、すでに粘力もなく量も少なくなった精液が彬也の中に流れ込む。 恍惚とした快感に、泰典はうち震え、浸った。 気持ちが良くて堪らなかった。 しかし、快感の波が引いていくと、とたんに疲労が襲ってくる。 ガス切れのように燃料が切れて、ベッドに倒れ込む。もう指一本も動かしたくなかった。 ふと窓を見ると、深い闇に覆われていたはずの空が、薄らと白くなり始めている。 年がいもなく、自分がはりきりまくったことは確かだ。 隣の彬也も気を失ったように眠っていた。 汗まみれで、泣きすぎたせいで、目は紅く腫れていた。お世辞にもキレイとは言い難い顔だったが、泰典にはどうしようもなく愛おしさが込み上げてくる。 幼い彬也には、この激しすぎるセックスは、快感だけでなく苦痛もともなっていただろう。 それでも、一言の不平も不満も漏らさなかった。いや、それどことか泰典を喜ばせる為ならなんでもすると、その瞳が語っていた。 泰典はこんなに誰かに想われたのは初めてだった。 あれほど、痛みをともった奈菜のことさえ、今では彬也とこうゆう関係になる為に必要だったと思えるぐらいだ。 眠っている彬也を抱き寄せた。汗で額に貼付いた髪を後ろに撫で付けて、その額にキスをする。 彬也の長い睫がピクリと動いただけで、意識がもどる様子はない。 だが泰典の心は真冬の空のように澄んで穏やかだった。 この腕の中の痩せぎすの少年が、泰典に安らぎを与えてくれた。 こんなに幸福で満たされた気持ちになったのは、生まれて初めてだと思った。 その瞬間に、猛烈な睡魔に襲われる。 ああ、このまま眠ってはいけない。
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