トライアングル
 06

「アァあッ……ダメっ……そんなに、強くついちゃダメなのぉ……」

 再び天音のペニスは昂って、腹の下でピンクの先っぽを、ブラブラと揺らす。

 ヒクヒクと四肢を震わせて、今にも射精しそうになる天音の陰茎の根元を、長谷川がやんわりと締め付けた。

「いやぁあっ……手……どけて……」
「もう、ちょっと辛抱な。あんまり達くと躯が持たないからな。ちゃんと皇紀を射精させたら達かせてやる」

 長谷川に言われて、頑張って皇紀のペニスをしゃぶるが。もちろんアナルへの責めが止むこともない。そのうえ、長谷川は背筋に這って舐めるものだから、その度に行為が止まる。

「アァッ……ンッ、ふっ……ンンッ!!」

 躯中のどこもかしこも熱くて、頭の中まで熱に犯される。

「っ……天音、出るっ……!」

 皇紀の腰がブルブルと震えた。

 口の中で皇紀が弾けた時、長谷川が手の戒めを解く。天音は二度目の精吐いをした。

 ほぼ足しか浸かっていなかったものの、二度も射精した天音は、すでに湯当たりぎみだった。

 湯から上がって床にへたりこむ。

「大丈夫か?」

 そう言って、皇紀の差し出したミネラルウォーターを天音はゴクゴクと飲んだ。
 全部飲み干して、ようやく落ち着いた。

 だが、躯の熱は少し冷めたが、奥に燻るような疼きは消えなかった。

「まだ足りないって顔してんな」

 長谷川に図星を差されて、天音は顔を赤くする。

「まあ、俺たちも同じ気分だが、そろそろ飯の時間だし。それに、これ以上ここでしたら、お前がぶっ倒れそうだしな」

 確かに、これ以上は躯が持ちそうもない。

「少し待ってろ。夜になったら泣くほど可愛がってやる」

 少し残念に思いながらも、今夜のことを思うと期待に胸がざわめいた。

「だが、風呂から上がる前に。やることが一つ残ってんだ」

 ニヤリとなにか企んでいそうな笑顔だった。

 長谷川に足を開らかせられて、アナルの中に変な器具を入れられた。

 天音は少し怖くて、嫌がったが長谷川は許してくれなかった。

「これはアナルプラグだ。お前の孔は小さいし、まだ傷も癒えてないからな。これで少しづつ拡張する」

 空気を入れると風船のように膨らむのだと教えられた。

 プラグを差し込まれ、長谷川が手の平の中のポンプを押すと、ゆっくり中が膨れていく。

「アッ……嫌だ……怖いよぉ……」
「大丈夫だ。ゆっくりと膨らませてやるからな」

 長谷川は言ったとおり、少し膨らませたところで手を止めた。天音を抱き上げて、風呂場を後にする。

 風呂から上がって着せられたのは、浴衣だけで、下着は履かせて貰えなかった。

 風呂から上がると、和室に豪華な食事が用意されていた。
 どれも天音がみたことないような料理ばかりで、とても美味しそうだった。

 しかし、食事中でも少しづつ空気を送られて、途中から料理を味わうどころではなかった。

 中を圧迫されるのも辛かったが、次第に先端が前立腺を押し上げてゆく甘くて鈍い快感に、思考が段々と溶けていく。

 まるで酒にでも酔ったように、躯が火照って、妖しい気持ちになった。

「どうした天音、もう食べないのか?」
「んっ……もういい……」

 食べるものよりもっと別のものが欲しかった。

「もう……長谷川さん……」

 浴衣の乱れた裾から、内股をもじもじと擦らせているのが見えた。

「なんだ、もう辛抱できないってか?」

 長谷川は盃をグッと飲み干した。 こくりと頷いて、長谷川を見つめる瞳には明らかに媚びが見えた。

「そんな誘うような目で見られたら、こっちも我慢できないじゃねーか?」

 ニヤリと嬉しそうに笑う。

「我慢しないで……欲しいの……長谷川さんが……して……お願い……」

 潤んだ艶やかな瞳が上目遣いで見つめていた。
 まるで淫蕩な女そのものだった。


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