接待

 12

 躯が激しく揺れていた。

 なに……? 

 と思っていると、内蔵を抉られるような感覚に、再び自分が犯されているのだと分った。

「んっ……やぁ……誰……?」

 霞がかった意識の中で、目を覚ます。
 そこには、にわかに信じられない光景があった。

「おお、ようやく目を覚ましたか?」

 そう声を掛けた男は、自分の股間の間で、赤黒いペニスを友里の中に突き立てていた。

「部長……どうして……?」

 あまり声も掛けられたことのない、雲の上のような上司が、ハアハアと息を上げて、せわしなく腰を振っていた。

「あんなに、いやらしい姿を散々見せられたんだ……私も辛抱できなくてね」

 そして驚くのは部長だけでなく、主任の真田も友里の胸を吸っていたことだ。

「坂下が、こんなに淫乱だったなんて、さすが高津専務だ。オレ達と目のつけどころが違うな」

 真田が離した友里の乳首は、唾液でテロテロに濡れて光っていた。

「いやぁ……んっ……やめて……ください」

 高津ならまだしも、同じ会社の上司にまで嬲られるなんて、耐えられなかった。

「嘘をつけ、こんなに私を締め付けておいて、なにを言ってる。坂下君は男のチンポで尻孔を突かれるのが、好きなんだろう」

 田島が奥を突き上げると、友里の躯が戦慄いた。

「あぁん……違っ……やめっ……ひぃ…んんっ!」

「別に恥じることなんてないんだぜ。お前のおかげで一億円の仕事の受注を受けたんだからな」

 友里は快感に悶えながらも、真田の言葉に驚いた。

「……1億っ……んんっ……ふあっん……」

「ああ、そうだとも。君がこの躯で契約を結びつけたんだ。恥じるどころか、自慢すればいい。躯ひとつで一億円など、普通ならあり得ないことだ。それだけ君の躯は特別だということだよ」

 そう言われても、友里にはとても自分に一億もの価値なんてあるとは思えなかった。   

「これからも、君にはこのいやらしい躯で、いっぱい仕事を取って貰うからね」

 嘘だ……そんな、僕はこんなことをする為に会社に入ったわけじゃない。

「いやぁ……です。こんなっ……アアッ……躯を売るなんてっ!」

「なにを勘違いしているんだ。君のように社交性もない大人しい男がどうして営業に選ばれたと思っているんだ。そもそも、君が我が社のような、一流企業に受かったのも、面接に来た時、たまたまいらっしゃった高津専務が君を見初めて、入社できたものなんだぞ。彼が口添えしなければ君など取るものか」

 友里はショックだった。

 だが、確かに不思議に思っていたのだ。自分のような凡庸な男が、誰もが羨むような自社に入れたのも驚きだったし、営業に配属されたこともおかしいと思っていはいた。

 もともと友里の能力など、なにひとつ求められていなかったのだ。

「それに……坂下の淫乱な姿は、ビデオで余すとこなく撮影したからな。自分からケツ振って、チンポ入れてぇ〜なんて悦がってるところなんて、だれにも見られたくないだろ」

 真田がニヤニヤと笑いながら言った。

 そうだ、このビデオがあるかぎり、僕は会社に逆らえない。
 絶望的な気分だった。

「だから私達で、もっと君が男を誑し込めるように、こうやって教え込んでやってるんだ」

 ゆさゆさと田島の肉棒が出し入れされる度に、ジュプジュプと高津の出した精液が溢れた。

「とはいえ、もうすっかり男に犯されて喜ぶ、いやらし躯に変えられたようだがな。ケツを犯されるのがそんなに気持ち悦いかね?」

 卑しく笑いながら、田島は友里の前立腺を擦り付ける。

 どうして……こんなに心は苦しいのに、躯は快楽を感じるのだろう……。

 揺すられて、乳首や性器を弄られて、躯はどうしようもなく乱れた。

「アッ……んっ……もう……やめてぇ……」

「くっ……たまらんな。この締め付けがっ……悦いっ!」

 田島の腰の動きが激しくなった。
 肉がぶつかる音と、ヌチャヌチャと響く水音。せわしなく弾む息と熱気。

 友里の白くて小さな躯に、二人の男が絡み合い、犯かしている様は、とても淫猥だった。

「あんッ……アッ、い……ひぃ……んんっ!」

 強く深く突かれ、友里の躯が戦慄く。

「この悦がった顔も、声も、すごくエロい。まさか、地味な坂下がこんなに艶っぽいなんてな」

 真田は友里の乳首を弄りながら、悶える友里を見下ろして笑った。


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