デート

 13

「欲しいです……コレが……」

 空いている方の手で、私の性器にそっと触れる。

 私は嬉しくて思わず微笑んでしまった。

「コレじゃあなくて、はっきり言ってごらん」

 私は彼の手を自分の性器を一緒に握り込む。

「アッ……」

 彼は驚いて、小さな悲鳴をあげる。
 こんなことで驚く真澄が可愛かった。

「さあ、言って……」
 
 真澄は恥じらいながら口にした。

「貴方の……おチンチンを下さい」

 堪らなく興奮した。
 彼は起爆薬のように簡単に私を燃えあがらせる。

「そんなに私のチンポが欲しいのかい?」

「はい……」

 真澄は頬を薔薇色に染め、欲情した目をして言った。

「では、自ら私のモノを挿れてみなさい」

「そんなっ……」

「私が欲しいのだろ?」

 彼の躯はもう疼いて疼いて堪らないはずだった。
 
「コレで真澄の中をいっぱい突いて欲しいんだろう。激しく擦って、真澄のいいところをゴリゴリ突いて欲しいだろ」

 私は彼の手ごと自分のペニス擦った。腹の上に反り返った陰茎がブラブラ揺れる。完全に勃起した先からは蜜が溢れていた。

 真澄はソレから目を離せなかった。 

「さあ、欲しくはないのかい?」

 真澄の躯がおもむろに立ち上げると、私の前でゆっくりとしゃがみ始めた。

 足を広げて、膝を曲げる姿は、きっと普通ならとても不様なのだろう。
 だが、この綺麗な少年がすれば、酷く淫らで淫猥だった。

 深く膝を曲げて蕾に私の性器が当たると、真澄は躊躇うように動きを止めた。

 恥ずかしいのだろう、真澄はずっと俯いたままだった。

「ほら、もう少しだよ。君の大好きな肉棒で、狭い孔をグチョグチョにして欲しいんだろ」

 私は彼の耳元で囁いた。

 ゆっくり彼の躯が沈んでいく。

「アアッ……」

 それは歓喜の声だった。
 いやらしい顔で肉欲を感じている。

 こんな純真な心で、こんな淫らな躯を持つなんて、奇蹟に違いない。

 彼が私を最奥に銜えこむまで、さほどに時間はかからなかった。

 彼の腸壁がねっとりと絡むように蠕動する。

「真澄……頑張ったね。ご褒美にキスを上げよう。さあ、舌を出して」

 抵抗もなく差し出された赤く小さな舌を私はねっとりと舐めた。

 それから吸い付いて、深く口づける。
 何度味わっても、真澄の舌は絶品だった。

「……んっ……ふっん……」

 互いの舌を絡めて、濃厚で官能的な口づけを交わす。チュクチュクと卑猥に鳴る水音も、二人の性欲を刺激するBGMでしかない。

「真澄……動いて……」

 私が言うと、真澄は屈伸し腰を浮かせては沈めた。

「……あああっ……あぁんっ……」

 股を広げた間に、私の性器が刺さっている。彼の尻たぶから、何度も出入りしているようすは、すごく卑猥だった。

「真澄……気持ちいいかい?」

 彼が感じているなんて、その蕩けた表情で分かっている。それでも口で言わせたいのは、私のエゴだ。

「悦い……あぁっ……いいのっ……熱くて堅いのが……擦れてっ……アッ……ああっ!!」

 私の目の前で淫らに尻を振る少年の、どこにも清純だった面影はなかった。 

 もう真澄は、なにも知らなかった頃には戻れない。
 この躯に刻み付けた深い肉欲の悦楽を、彼は忘れることなどできないだろう。

 私はにやつく顔が止められなかった。

 真澄はもう私のものだ。
 私だけの淫らな天使────。

「真澄……もっと腰を振って、もっといやらしく……もっと淫らに……」

「アアッ……んっ……あっ……悦いのっ……凄く……あぁあっ!!」

 卑猥な顔で喘ぎ、私のチンポを懸命に自分のアヌスに擦りつける真澄は、酷く淫らで……だけど美しかった。

「アアッ……ダメっ……もっと、もっと欲しいのっ……貴方が欲しいっ……真澄の中……深く抉って……」

 真澄の頬から雫がポトポトと落ちていた。
 躯の奥の燻る疼きが、更なる刺激を求めて切なくてしょうがないのだろう。

「いいよ……真澄はちゃんと私の言うことを聞いたからね」

 私は真澄をベッドに寝かせると、彼の膝を胸が付くほど曲げさせた。

「早く来て……お願い……」

 綺麗な黒曜が艶やかに濡れて誘う。
 私は優しく笑った。

「いくよ……真澄……」

 最初から深く奥まで抉った。

「アァアアッ────!!」

 悲痛な声で鳴く。
 だが、これはようやく欲しい快感を与えられた歓喜の声だ。


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