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家 02 こんなこと誰にも相談できやしない。唯一それが出来るのは離婚した夫だが、私はどうしても夫が許せなかった。 誘拐犯に脅されたのだと彼は言ったが、ビデオの彼はまさしく雄そのもので、剥き出しの欲望で貴哉を抱いていた。自分だって、あんなに激しく抱かれたことはなかったのだ。 確かに嫉妬がないとは言わない。だが、確かにあの時智則が貴哉に向けていた眼差しは情愛のそのものだった。 彼は私を二重に裏切っていた。我が子に欲情するなど畜生以下だ。なにがあっても私は元夫を許すわけにはいかなかった。 しかし、貴哉はまったく私の気持ちを理解することなく、私の隙を見ては男を銜え込み、私達の軋轢は日に日に酷くなっていく。 信じられないことに貴哉は自分の担任の教師まで誑らしこみ、性交にふけっていたのだ。 これには流石に私も参った。 貴哉の担任はとても子供達から好かれていて、教師として保護者達からも信頼が厚かった。妻子もいて、とても自分の教え子に手を出すような男とは思えなかったのだ。 ある日、外から帰ってくると息子はベッドで担任とまぐわっていたのだ。 私は、誘ったのは担任ではなく息子の方なのだとすぐにわかった。 私が仕事に行くことにしたのも、息子と二人でいることが息苦しくなってきたからだ。智則から二人で生活出来るだけのお金は工面して貰っているが、この家に閉じこもっていると気が狂いそうだったのだ。 現実逃避だと言われるかもしれないが、このままだと息子に当たってしまいそうで、私は息子と距離をおく事にしたのだ。 今の職場に働き始めて、三ヶ月ほど経った頃、同じ職場の年上の男性と付き合い始めた。 私が息子の事で悩んでいることに、彼は親身になって慰めてくれたのだ。 彼もバツイチで、前の奥さんは家事も仕事もせずにパソコンゲームに嵌っていたそうで、我慢できずに別れたらしい。 私はそんな堕落した女もいるものだと呆れ、彼に同情した。 だから私が余った料理など持っていくと、とても喜ばれて美味しいと食べてくれた。そんなちょっとしたことが、私は嬉しかったのだ。 私達は頻繁に会うようになって、つい先日真剣に付き合おうと言われた。私は嬉しくて、すぐに頷いた。 しかし、問題は貴哉のことだ。 だから彼に息子に会わせて欲しいと請われたときも、なんとか誤魔化して会わせなかった。 私としては折を見て打ち明けようと思っていた。 しかし、街中で二人でいる時に偶然に貴哉と出会ってしまったのだ。 突然ママと声を掛けられ、振り向いて貴哉が立っていた時は心臓が飛び出そうだった。 その時、貴哉は普通に彼に自己紹介して、彼が私と付き合っているのだと告白すると、貴哉は以外にも賛同してくれて、彼にママを宜しくお願いしますとまで言ってくれた。 私はそれだけで救われた気がしたのだ。 その日以降貴哉は男を家に連れ込むこともしなくなかったし、反抗的な態度もなくなった。 彼とも何度か三人で食事をしたりして、まるで昔のように仲睦まじい家族になったようだった。 つい先日、彼にプロポーズもされて、ようやく私にも幸せが戻ってきたのだと思っていた。 その光景を見るまでは。 急な不幸があって私は午前の新幹線で実家に戻るはずだったが、慌てていたので母に頼まれていた数珠をついうっかり家に忘れて来たのだ。 玄関を開けると、貴哉の嬌声が聞こえてきたのだ。私は酷く憂鬱な気持ちになったが、どこかでやはりという諦めの気持ちもあった。 あんなに依存症していた貴哉がそんなに急に変わることなど出来ないだろう。 だが、放っておくわけにもいかない。今度ちゃんと精神科のお医者さんにでも診て貰わないといけないかもしれないと考えていた。 「あんっ、パパッ、気持ちいいっ……もっと貴哉のおマンコっ、突いてぇ、グチュグチュしてぇ〜っ!!」 こんな卑猥な言葉を吐くのが自分の息子だなんて、例え我が子だとはいえ嫌悪感が涌くのはしかたない。 「なんて貴哉は悪い子なんだ。パパをこんなに誘惑するなんて、なんて嫌らしい子なんだ。そんな悪い子こはこうやってお仕置きするぞ!」 ひぃんと一層大きな声で貴哉が啼いた。 しかし、私はその相手の声に茫然とする。 「いやんっ、パパッ! ソコっ、そこグリグリしちゃいやぁああああっ!!」 「嘘をつけ、ここをグリグリされるのが大好きなんだろ、この淫乱がっ!」 パツン、パツンと激しく肉の打つ音が、扉の外にいても聞こえてくる。 「アッ、ヒッひぃいいいっ!! らめっ、らめらにょお……感じ過ぎてっ……あひぃいいいい!!」 「ああっ、貴哉っ、堪らないよ、貴哉のおマンコがパパのチンポをギュウギュウ締め付けて、すごく気持ちいいっ!」 こんな下品な戯言を言うなんて彼のわけがない。 「あんっ、パパッ。ママのよりいい、ママのおマンコより貴哉のがいい?」 「ママのより貴哉のおマンコのほうがずっとキツくて気持ちいいっ!! アアッ、貴哉っ、貴哉がギュウギュウ締め付けるから、パパ達っちゃうよ。貴哉の中にザーメン出すよ!」 「欲しいっ、ちょーだい。パパのザーメン。いやらしい貴哉のおマンコに出してぇ!!」 「ああっ、貴哉っ! 達くっ、達くよっ!!」 「あひっ、ひゃぁああああああ────ッ!」 私は震えが止まらなかった。
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