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夏休みの日記 26 「そうか……そうだな。じいちゃんもずっと篤がそう思ってくれていると嬉しいよ」 どうしてかおじいちゃんの笑顔はとても優しいものなのに、僕にはすごく悲しいように思えました。 だから僕はおじちゃんにギュッと抱きつきました。 「どうした篤?」 「んっ、なんかおじいちゃんに抱きつきたくなったの」 「そうか」 おじいちゃんの手が僕の頭を撫でてくれます。 「僕、ずっとおじいちゃんのことが好きだからね」 「ああ、じいちゃんも篤が大好きだよ」 ぱふぱふと頭を触れられて、どうしてか僕はきゅうううッと胸が苦しくなって、だけどふわふわするみたいな幸せな気持ちになりました。 すると突然、僕のお腹がぐうぅうううっと音を立てたのです。 もうお昼をずっと過ぎていました。 僕とおじいちゃんは顔を見合わして笑いました。 「お昼にしようか?」 僕はその言葉に頷きます。 「ねえねえ、昨日のカレーハンバーグ。まだ残ってる?」 「もちろん、残っているとも」 おじいちゃんのカレーもハンバーグも絶品なので、僕は増々お腹が空いてきました。 そして、僕はあともうひとつ大事なことを思い出しました。 「ねえ、おじいちゃん。もうすぐお母さんが旅行から帰ってくると思うんだけど、たぶん疲れているよね。きっと僕がいるより一人の方が気が楽だと思うんだ。だから、おじいちゃん家でもう一泊するってのはどうかな?」 「なるほど、いい考えだ。お母さんから電話がきたら、篤は今日公園に遊びにいって疲れて寝ているから、今夜も泊めると言っておこうか」 僕は大きく頷いて、もう一日おじいちゃんと一緒にいられると思うと凄く嬉しくなりました。 「じゃあ、今日こそ一緒にお風呂に入れるね」 するとおじいちゃんはニヤリと笑って言いました。 「エッチなことはお風呂でするより、布団の上でしたほうがずっと楽だぞ。篤がそうゆうプレイが好きっていうなら話は違うがな」 プレイ? 普通はゲームとかスポーツをする時に使う言葉です。 そうおじいちゃんに聞くと、おじいちゃんはニヤニヤと笑うばかりでした。 「篤にも、そのうち追々にな……」 きっとエッチなことに違いありません。おじいちゃんはとっても意地悪です。 でも僕の夏休みは始まったばかりです。 終わり
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