夏休みの日記 25 「ここか、篤」 今度は電流みたいなのが体中に走ります。 「アァアアッ……ソコッ……ひぃんっ……!」 確かにそれは指なんかよりもずっと鮮烈な感覚でした。 「流石は俺の篤だ。初めてでもうこんなに感じるとはな。やはり相馬の子だな」 言いながら、おじいちゃんは僕のお尻にズコズコとおちんちんを出し入れしています。 「アアアッ……凄っ……アアッ……ヒィイイ……」 こんな……セックスがこんなに気持ちがいいなんて……。 おじいちゃんの熱い肉棒が僕の中を出し入れする度に、頭が溶けるような快感が全身に走ります。 最初は前立腺に感じていた快感が、お尻の孔を擦られてもすごく感じるようになりました。 「アアッ……イイッ……もっとぉ……グチョグチョって……アひぃイイ……」 次第におじいちゃんの動きも早く、激しくなっていきます。すると、僕は更に強い快感を感じて、もう死んでしまうと思うほど、感じまくってしまいました。 「篤っ……もう、達くぞっ……篤の中に出すぞっ!」 おじちゃんの声は聞こえていますが、快感に蕩けた僕の頭には言葉を理解することなどできませんでした。 「アアッ……じぃちゃ……あひぃいいいいっ!!」 ただ狂った様に喘いで、自らもどん欲にお尻を振っていました。 ビュッとお尻に熱いものが注がれたとたん、お尻の中が激しく痙攣したみたいになって、あまりの強い快感に僕の頭は真っ白になりました。 自分が射精したことは覚えていますが、その後のことは朦朧としていてよく覚えていません。 気がつくとおじいちゃんが僕の体を濡れたタオルで拭いてくれていました。 凄く体中がだるくて、とくに下半身はまるで別の人のような感じです。 それにまだお尻の孔におじいちゃんのものが入っているような感じがします。 そんな風に体はとても疲れているのに、なぜか気分はすっきりしていて、幸福な気分でした。 「起きたか、篤」 「うん」 「体、辛くないか?」 「ちょっとダルイ」 「まあ、そうだろうな」 おじいちゃんはそう言って笑いました。 「でも、凄い気持ちよかった。セックスってこんなに気持ちいいんだね」 「じいちゃんとしては複雑な気分だけどな」 「今さら、僕とセックスしたこと後悔してるの?」 そう思うと少し腹が立ちました。 「いや、もうそれについてはしょうがないと思ってる。俺も気持ちいいことには逆らえなかったし、篤につべこべ説教を垂れるほどまともな人生も歩んでないしな」 「じゃあ、どうして」 「こうゆうことに早熟すぎると、大概生きるのが大変なんだよ。人間は恋愛で狂うからな」 僕にはおじいちゃんの言ってることが難しくてよく分かりませんでした。 ただ理解したのは、おじいちゃんは僕とのセックスを後悔しているわけじゃなくて、僕のこれからの人生のことを心配してくれているのだということです。 「篤……こうゆうエッチなことは、自分の好きな人だけにしなさい。あと自分の体を大事にすることだ」 おじいちゃんがどうしてそんなことを言うのか僕にはわかりません。 「どうしてそんなことを言うの? 僕、エッチなことはおじいちゃんとしかしたいと思わないよ」 そう言うとおじいちゃんは困った様に笑いました。
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