Real

 20

「あ〜あ、そんな顔してずるいな。ホントはもっと厳しく躾けるつもりだったのに」

 そう言って、大和はペニスを抜き取った。

「じゃあ、俺のモノだっていう証拠に、自分からキスして」

 俺はのろのろと起き上がると、這うようにして大和に近づく。

 そして、大和の口脣に触れた。

「そんなのキスのうちにはいんねーな」

 ニヤリと笑って大和は言う。

 俺は自分から舌を差し入れた。大和の舌に自分の舌を絡ませる。

 その瞬間に、思いっきり舌を吸われた。俺がリードしたのはそこまでだった。

 貪るように、舌を吸われて、口の中を蹂躙される。
 大和の口づけは酷く乱暴で野性的だった。

「じゃあ、今度はその可愛い舌で俺のコレを慰めてくれよ」

 それはさっきまで、自分の中にいたペニスだった。

 二回も吐精したくせに、大和のペニスはカチカチに勃起していて、血管さえ浮き出ている。

 そのグロテスクな物体に、俺は怖じけずいた。

「……そんなの……ムリだ……」

 俺は青ざめながら首を振る。

「じゃあ、また隆一のケツの孔に突っ込むけど、それでもいいの?」

 まるで暴君のように、当然といわんばかりだった。

 俺の肛門は腫上がって、酷い痛みと熱を発していた。

 とても大和のこの立派な男根を飲み込むなんて不可能だった。

 だけど大和の精液と自分の腸の中に入ってたペニスを口の中に入れるのも堪らなくいやだった。

 だが、再びまた肛門を嬲られるぐらいなら……。

 俺は恐る恐る大和のペニスに顔を近付けて目を瞑った。

「歯を当てるなよ、お兄ちゃん。あんただって女にして貰ったことぐらいあるだろう?」

 芽衣にされたことはない。あの時、タツキにされたのが初めてのフェラチオだった。

 だが、そんなことは俺のプライドにかけて言いたくない。

 口に含んだ大和のペニスは太くて熱くて、精液の雄の匂いと血の匂いが入り交じって、吐きそうだった。

「目を開けろよ、隆一。誰のチンポをしゃぶってんのか良く見とけ」

 大和は残酷なことを言う。

 俺は目蓋を開ける。目の前には鬱蒼と茂る淫毛と満足げに笑う大和の視線があった。

「どうした? 口に入れるだけじゃあちっとも気持ちよくないぜ。ちゃんとフェラチオでイカせねーと、またケツに突っ込むぜ」

 俺は自分の頭を動かした。経験はなくても、俺だってAVぐらい見たことはある。

 しかし、実際大和の大きなペニスはすぐに俺の顎を疲れさせた。

「ヘッタクソだな。これじゃあいつまでたっても俺を達かせられねーぜ」

 俺は初めてなんだ下手糞で当たり前だろ!

 と俺の心の声が聞こえたのか、大和が笑った。

「その反抗的な目がたまんねーな。まあ、いいよ。今回は多めに見てやるよ。フェラチオの仕方も俺が一から教えてやる。でも、今は……それまで待てねーな」

 大和はニヤリと不敵な笑みを浮かべると、俺の顎と頭を掴んだ。

 なにを、と喋るまもなく、咽を突かれた。

 大和が激しく腰を振る。

「歯は立てるなよ。と言っても頬に指を突っ込んでるから噛めはしねーけどな」

「んぐぅっ……ううっ……ぐぅ…んふっ……」

 咽の奥を突かれる度に吐き気と苦しみに襲われる。

 


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