Real

 21

 俺は大和から逃れようと、彼の下半身を突っぱねるが、苦痛のせいで力が入らない。

 まるで溺れているみたいに暴れる俺が気にならないといったみたいに、昂った性器を俺の咽に打ち付ける。

「うぐぐっ……あううっ……うぐっ……ぐああっ……」

 俺の口元から唾液が溢れて溢れる。それだけでなく、目からも鼻からも体液が漏れていた。

「お兄ちゃんの口の中も堪らなく気持ち良いな」

 ガクガクと腰振りながら楽しそうに話す。

「そろそろ達くからな。ちゃんと飲めよ。そうじゃなきゃ、また、お仕置きだからな」

 俺は、お願いだから早く達っして欲しいとそれだけを願った。

 大和の腰の激しさとスピードが増して、俺の口の中にドビュと精液が吐き出された。

 すでにそれは三回目だけあって、薄くて量も少なかった。

 俺は大和に命じられるままに、大和の吐き出した精液を飲み込んだ。

 ゴクリと咽が鳴って、その汚液が胃の中に落ちていったのを感じる。

 その瞬間、俺はなにか漠然と、なにかが終わった気がして、悲しくもないのに涙が流れた。

 大和は良し良しと俺の頭を抱き寄せて撫でる。

「これで、隆一は俺のモノだよ」

 その声はとても嬉しそうだった。

 でも俺はなんの感慨もなく、その言葉を聞いている。
 もう、なにもかもどうでもいいような気分だった。

「さあ、風呂に入れてやるよ。随分アナルも痛めちゃったから、綺麗にしてちゃんと治療してやる。隆一が俺のいうことをちゃんと聞くなら、もう酷いことなんてしないからな」

 大和は俺を抱えるとバスルームまで連れていった。

 俺はもう大和に反抗する気力も体力もなく、おとなしく大和にしたがう。

 大和は先ほどの乱暴さが嘘のように、汗と精液で汚れた俺の躯を、シャワーで流し、ボディソープを泡立てて丁寧に洗っていく。

「やっぱり、隆一の躯はどこもかしこも俺好みだな。乳首の色も薄くてちっちゃくて」

 くすくす笑いながら、大和は俺の乳首を弄る。

「……っ」

「ふふっ、感じてる? 随分、弄くったからな、こんなに真っ赤に腫れちゃって、随分敏感になっただろ」

 俺は歯を食いしばって、感じていないふりをした。

「そんな顔して我慢してみても無駄。もう男でもここが感じるって知っているだろ?」

 あの時、乳首も散々嬲られた。あまりはっきりとした記憶は残っていないが、乳首だけを執拗に弄られて勃起した記憶は残っていた。

「違う……あんなの俺じゃない」

「クスリの所為ってか? まあ、確かによく効いていたけどな、でもそれだけであんなに乱れるのも珍しいんだぜ」

 俺はカッと頬が熱くなった。
 自分の醜態がフラッシュバックする。

「別にあんたの躯が感じやすいからって気にする必要はないぜ。俺はいやらしい躯は大好きだ」

 大和はニヤッと含みのある笑みを見せる。

「これからたっぷりあんたの躯を開発して、俺なしじゃいられない淫乱な躯にしてやるよ」

 大和が泡のついた指で、俺の乳首をやんわりと捏ねる。

「んっ……」

 鈍い快感がじんわりとそこから沸き上がる。

「もう、堅く尖ってきた。乳輪もキュッて小さくなってるぜ」

 指先でグリグリと押しつぶすように揉まれた。

 


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