| 将軍と王子 03 イルファはぼんやりとした意識の中で、おぼろげに自分の身体が誰かの手によって抑えつけられていることに気がついた。 「なに……?」 過剰の快感を与えられ続け体に力が入らない。 「目覚めたか。もう少し意識を失っていた方がお前にとっては良かったのにな」 次第に意識がはっきりとしてくると自分置かれている状況が分かった。 まだイルファはカイゼルのベッドの上のままで、彼の召使いによって体を動かないように抑えつけられている。三人掛で両肩と足は大きく広げたまま固定されていた。 「怖いか? 安心しろ痛いのは一瞬だ」 イルファの足の間でカイゼルは、すっかり萎えてしまったイルファのペニスを持ち上げている。片方の手には細長い金属の棒の上部にリングが付いている見たこともないようなモノを持っていた。 「口を開けろ」 よく分からない命令だったがイルファに逆らうことなどできない。 「いいか、最初は痛いが動くなよ。動けば傷がついて後で辛いのはお前だからな」 カイゼルが合図をすると、召使いたちの力が強まる。 ただならない気配にイルファは恐怖に震えた。一体なにをされるのかという不安。しかし、それは直ぐに知らされることになる。 『ひぃ…』 と上げた悲鳴はもちろん猿轡によってかき消される。恐怖が背筋を這い上がってくるが、四肢を自分よりも大きな大人達に抑えつけられては身動きすらできない。 イルファにできることといえば頭を振ることぐらいだった。 「動くなと言っただろ。手元が狂う」 苛立ちを含んだ叱責にイルファの身体がピタリと動きを止める。ガタガタと震えることは止められないが抵抗するだけ無駄なのだと知る。 「そうだ。じっとしてろ直ぐにすむ」 イルファは震えながら自分のペニスに器具の先端が充てがわれているのをジッと見つめている。恐怖のせいか生理的な涙が出るのを止められない。 グッとカイゼルが手に力を入れるとズプリと丸みを帯びた先端が鈴口の中へとのめり込む。 「ンッ、グンンッ────ッ!!」 くぐもった声にならない悲鳴が部屋に響く。イルファの身体は痛みで強張り、震えは更に酷くなった。しかし残酷なカイゼルの手は器具をゆっくりと奥へと沈めていく。自分の指より少し長いぐらいのソレがとても長く感じる。 全て埋め込まれた後、亀頭のくびれの辺りでリングを固定された。 「これでお前は私の許しがなければ自分で精液を出すことはできない。しかし、安心しろこの器具の中心は細い穴が空いているからな排尿はかろうじてできるようにしている。お前のようなイキまくりの淫乱にはとっておきの器具であろう」 まだジンジンと痛む尿道の痛み以上に衝撃の事実だった。 「さて、器具も付け終わったことだ。再びお前にはコレを奉仕して貰おうか。先程は散々お前を悦ばせた逸物だありがたく舐めろ」 カイゼルは自分の足を広げ、先程散々と犯した性器に口で奉仕するように強制した。 穢れたソレを見ることでさえ嫌悪感が湧き上がるというのに、カイゼルはソレを舐めろと命令する。到底受け入れることはできない。 「私の命令が聞けぬというのか? ならば再び目隠しをしてたっぷりその身体に媚薬を塗りつけて今度は10日ぐらい放置してやろうか、きっと素直に俺の言うこと聞くようになるに違いない」 ゾッとした。この一週間は地獄だった。目を隠され、手も足も拘束されて、ただただ薬であえがされた。最低の食事と強制的に排泄を促され尻に再び異物を挿入される。人の尊厳など欠片もない扱いだった。 あんな日々を10日もすればきっと気が狂ってしまう。 「主人の命令を聞けないような駄犬にはお仕置きが必要だろう」 取り払われたはずの目隠しをカイゼルは持っていた。それを召使いに渡す。 「なっ……舐めます。だから……もう、それは…」 震えが止まらなかった。 「ではこちらに来い」 カイゼルのソレを舐めるには四つん這いにならざるを得なかった。 小さな舌を出して先端を舐める。恐る恐るペロペロとまるで子犬がミルクを飲むような、そんな仕草だ。 「もっと舌を出せ。ただ舐めるんじゃない刺激を与えるように舌先に力を入れて根元から先端にかけて丁寧に舐め上げろ」 カイゼルの命ずるままに、同じことを繰り返す。 「良い眺めだ。王子が犬のように私に口で奉仕する様は堪らんな」 敏感な先端は唇で吸い付いたり、舌先で鈴口を擦ったりとカイゼルの言うがままに行動する。次第にカイゼルの性器が再び硬く先端からはカウパーが舐めても舐めても溢れていた。 そして、恐ろしいことにこんな屈辱的な行為を強制されているというのに、イルファの身体も再び熱を持ち始めていた。先ほどはこの凶器で何度も最奥を貫かれて何度も何度も苦しいほど達したのだ。 思い返したくもないのに、身体の奥が疼いて堪らない。 「おもてを上げよ」 顔を上げたイルファは美しい顔を涎にまみれさせて欲情を孕んだ潤んだ瞳でカイゼルを見ていた。 「俺のペニスをしゃぶって興奮したか? すっかり雌犬のようじゃないか」 羞恥と屈辱にイルファは顔を赤らめる。だが、狂うほどの快感を知ってしまった。もうイルファの意思ではどうすることもできない恥知らずなモノに成り下がっていた。 「欲しいか、このペニスが。お前の最奥を突き、敏感な壁に何度も擦りつけて欲しいんだろ?」 眩暈がしそうだった。カイゼルの言葉は更にイルファの身体の熱を上げた。 しかし、命令もされてないのに自分から欲することなど絶対にしたくない。それはイルファに残された最後の矜持だ。 「フフッ、こんなに淫らに欲情しながらも自分からは欲しいと言わぬか? ならば命令してやろう、自ら私を誘え」 イルファは絶句する。カイゼルの酷い命令に再び目眩がする。欠片ほどの矜持がキリキリとした痛みをもって胸を締め付ける。それなのに身体の熱ばかりはドンドン上がっていくのだ。 「……して……下さい」 頭がクラクラとする中で、イルファはようやくそれだけを口にする。 「もっと具体的に言え」 「あ、貴方のぺ、ペニスを私の中に入れて下さい」 顔だけでなく身体中まで赤くしてイルファは言った。
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