儀式

 02

「なにをおっしゃるやら。貴方のこの背にある鱗の痣は、白夜さまの花嫁に選ばれた証拠。この痣を持って生まれてきた村の少年は満十二歳になったら、白夜様の嫁になって、この村を繁栄させてきたのです。今までの花嫁様もりっぱに勤められてきたのですから、あなたにできないはずがありません」

 痣を持って生まれきたせいで、母親は海斗を生んですぐに亡くなり、父は何度も海斗を村の外に逃がそうとしたが、その度に原因不明の奇病にみまわれた。

 働けなくなった父と海斗が生活できるのは、村人達のお陰だった。

 暴れる海斗を、神主は村人達を使って押さえつける。

「なあに、怖いのは最初の時だけですよ。あとは歴代の花嫁様と同じ様に、あなたも気持ちよくなるはずです」

 神主はニヤリと下卑た笑みを浮かべた。

 三人の男達は一人が両手を、あとの二人は両足を大きく広げさせて押さえ付けていた。

 海斗の秘部は村人たちに曝された状態だった。

 それを村人達は歓声を上げて、好奇な瞳で見つめていた。

 海斗は村人に秘部を見られる羞恥よりも、自分の躯に纏わりつく蛇達に恐怖を感じていた。

 何十匹という蛇が海斗のからだ這っているのだ。

 蛇の躯はじっとりと湿っていて、ひんやりと冷たかった。ざらついた鱗が肌を撫でる感触は、気持ちが悪くて堪らない。

「いやぁああっ……やめてっ、放してぇえええっ!!」

 海斗は暴れるが、大人達の力に適うはずもない。

 悲痛な悲鳴が神宮の中に響く。

 だが、村びと目には同情も哀れみの色もなく、興奮と期待に爛々と輝いていた。

「アアッ!!イヤッ、イヤッヤァアアア────!!」

 海斗の声が宮に響く。

 海斗の躯には無数の白蛇が群がっていた。

 シュルシュルと音を慣らしながら、蛇達は海斗の腕や足や躯にその白く長い胴を巻き付ける。

 それはまるで白い縄に緊縛されているようにも見えた。

 得に白夜は、海斗の首から胴と太ももに掛けて巻き付いて、その鱗の皮膚を擦りつけているのだった。

「イヤッ……取ってっ……お願い取ってっ!!」

 無数の蛇が海斗の肌を這い、蠢く。

 最初はただ海斗に纏わりついているだけに思えた蛇達が、次第に淫媚な動きに変わっていく。

「いやっ、なに?……躯が変っ……嫌だっ……やめてっ……」

 細い蛇の尻尾が海斗の乳首に巻き付いて、鱗を擦りつけている。

 いや、乳首だけでなく、ペニスにも何匹からの蛇が絡んで締め付けるように蠢めいていた。

「イヤッ……アアッ……変ッ……躯が熱いよぉ……」

 海斗の白い肌がほんのりと桜色に色付き始めた。

 内股や耳元の敏感な場所も蛇は鱗を擦り付けながら這っていく。

「アアッ……ダメっ……そこはっ……そんなとこダメなのぉ……」

 小指ほどの細い蛇が、海斗の肛門の中に入っていこうとしていた。

 海斗は必死に腰を振って、止めさせようとしたが、蛇は止りはしなかった。

「ひぃ、イヤッ……抜いてっ、抜いてっ!!」

 海斗の奥へと蛇はどんどん中に入っていく。ヌルリとした蛇がうねりながら侵入する感覚はおぞましく、海斗を震えさせた。

「やめてぇ……お願いっ……助けてぇ……ううっ……うえっ……」

 海斗はすすり泣きながら、村人たちに助けをもとめる。

 しかし、神主も村びとも海斗の言葉など聞こえてはいないようだった。

「いやぁっ……また、入ってきたのっ……やだっ、やだぁああっ……うぁあああっ……」

 別の蛇がまた海斗の中に蛇が入っていく。そして、また次と、蛇は次々に海斗の中に侵入してきた。

 最終的には5匹ほどの蛇が海斗の中で、うねうねとうねり、淡い色のアナルから尻尾を揺らしている。

 その間にも、海斗の乳首やペニスを、別の蛇達に嬲られ続けていた

 


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