儀式
蛇×少年
ショタ,獣姦,輪姦
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01
それは長月の新月の夜。深夜の丑の刻を過ぎた頃、この水無瀬村ではひっそりと、だが五百年もの昔から続けられている儀式がある。
それは村で奉っている白夜神社で行われる。
村の男達は日付けが変わる頃に家を出て、白夜神社に向かう。
男達は一様に無口だった。だが、その表情は期待と興奮が入り交じったような、高揚した顔をしている。それはどこか異様だった。
その儀式は女人禁制で、女達はこの儀式でなにが行われているのか知っているものは誰もいない。
それは親から子へ、決して外部に漏らさないように相伝されるものだった。
神殿の中、村中の男達がそこには集まっていた。
さほど広くもない神殿で、祭壇にだけ蝋燭が灯されている。
その前に白無垢の姿をした少年がいた。
神主が祝詞をあげると、少年の前には盃が置かれ、神主の合図で彼は三回に分けてお酒の飲み干した。
「これで、海斗様は神の眷属となり、白夜様の花嫁となり依りましになられた」
海斗と呼ばれた少年は、この儀式の為に選ばれた言わば贄だった。
男達から歓声が上がった。
「では、これから契の儀式に移る」
神主の声に更に男達は興奮したように声を上げる。
神主の手がの帯へと伸びる。帯は簡単にほどけ、留めるものない着物の合わせは開いて、海斗の白い肌を見せた。
神主が着物を床に落とすと、しなやかな少年の躯が露になる。
海斗は下着すら付けていなかった。
細すぎず、太すぎず、まだ少年の躯にはなだらかな曲線がのこされていた。
神主は海斗の手を引いて、御神体の前にある台座へ海斗を導いた。
海斗の表情は堅く、青ざめいる。これから自分の身に何が起きるのか、すでに神主に教え込まれていた。
躯もキレイに清められ、肛門の中まで洗われて、香油を塗り込まれた。
どこからシュルシュルという音が近づいてくる。神主は御神体が奉られている社の扉を開けた。
するとそこから現れたのは真っ白な蛇だった。何十匹もの白蛇がそこから現われて、海斗は悲鳴を上げそうになった。
その中に一匹、3mはありそうな大蛇がいた。海斗には彼が神なのだとすぐに分った。
「白夜……様」
確かにその蛇だけが、得体の知れない強い輝きを持っていた。
白夜はゆっくりと海斗に近づいて、長い舌をビュッと出して、海斗の頬を舐めた。
「ヒィ!!」
その冷たさと、爬虫類のナマナマしいおぞましさに、一気に恐怖心が沸き上がった。
「嫌ッ……やめてっ、近づくなっ!!」
逃げようとする海斗を神主が止める。
「海斗様、花婿に逆らうなど、いけませんな」
「お願い許して……やっぱり、僕には無理だよ……」
村の為、父の為だと、説得されてきたものの、やはり蛇と交わるなんて、できるはずないと思った。
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