居残り

先生×生徒
スパンキング,調教,縛り,尿道責め


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 01

 佐藤実は人一倍気の弱い子だった。
 彼は歌のテストで、皆の前に出て一人で歌うことができなかった。いや、歌えないわけではなく虫の泣くような声しかでなかったのだ。

 担任の稲田は放課後、音楽室まで来るようにと言いつけた。

「さあ、もう一度歌ってみて」

 ピアノの伴奏を稲田が弾く。実は歌を歌ってみせたが、やはり、聞き取るには難しいほどの声しか出せない。

「佐藤は本気で歌うつもりがあるのかな?」

 少し強い口調で稲田が言った。

「あっ……あります……」

 普段話す声すら小さい。

「じゃあ、もう一度」

 一生懸命に実は歌うが、やはり先ほどより少し声が大きくなったものの、まだピアノの音のほうが大きいぐらいだ。

 何度も歌い直しをさせるが、さほどの上達は見られない。

 そして、ついに実は泣き出してしまった。

「佐藤……泣いたところで歌が歌えるようにはならないんだぞ」
「うっ……ひっく……ごめん……なさい……」
「男なんだから、泣き止んで歌いなさい。合格できないと、このまま帰れないぞ」
「うえっ……無理です……ぼ、僕……もう、歌えません……」

 嗚咽を上げながら、実はすすり泣く。こんな状態では歌えるはずもない。

「しょうがない子だね。……じゃあ、ズボンを脱ぎなさい」
「えっ……?」

 実はキョトンと不思議そうな顔をして、稲田に聞き返す。

「聞こえなかったのか、早くズボンを脱ぎなさいっ!」

 強い口調で叱りつけると、実はビクッと躯を竦ませた。
 怯えたような瞳を浮かべて、ゆっくりとズボンを脱ぎ始める。

 ズボンを脱ぐと、下着を隠すように、手でワイシャツの裾を引っ張った。それでも、ちらりと白いブリーフが見え隠れする。

「パンツも脱ぐんだ」

 その言葉に実は眼を見開く。

「そんな……嫌です……」
「佐藤は俺に逆らうつもりか?」

 稲田に冷たく睨まれて、実は恐かった。
 
「でも……そんなの……恥ずかしいです……」
「男のくせになにが恥ずかしいだ。そんなことだから歌えないんじゃないのか!」

 そんなふうに酷く叱られ、実の瞳はまた涙を滲ませる。

「泣いてないで、早くパンツを脱ぎなさいっ!」

 大きな声で怒鳴られて、実は涙を堪えながらブリーフを脱いだ。
 恥ずかしいのだろう、手で性器を隠しながら、もじもじ膝を擦り合せている。

 稲田は実の二の腕を掴むと強引に引っ張った。実はバランスを崩して、稲田の膝に上半身を預けるような形になる。

「先生に反抗的な佐藤は悪い子だから、お仕置きする」
「えっ……お仕置き……嫌だよ……やめて先生……」

 怯えながら実は稲田から逃れようとするが、上から押さえつけられる力は強くて、バタバタと手足をもがかせるだけだった。

「まだ反抗するなんて、本当に悪い子だな。よほど佐藤は俺にキツイお仕置きされたいらしい」

 稲田の口角がニヤリと引き上げられた。細められたその瞳には嗜虐の光が宿っている。
 俯せの実には稲田の表情は見えないが、もし見えていたら、もっと必死に抵抗しているだろう。

「嫌……止めて……許して……」

 稲田は聞く耳もなく、右手を振り上げた。

 パチ――――ンッ!

 派手な音が音楽室に響いた。
 稲田の大きな手が、実の白い双丘を思い切り叩いたのだ。

「ひっ―――ッ!! 痛いよぉ……」

 ヒリヒリと焼け付くような痛みに、実が悲鳴を上げる。

 大人の男が手加減無しの力で叩いた。実にとっては今まで味わったことがないほど、痛いはずだった。
 
 しかし、稲田は容赦なく、二打目を振り下ろした。
 また派手に皮膚が鳴った。

「ヒィイイッ!! 痛いっ……止めてっ……止めてよっ!!」

 あまりの痛さに、実は泣き叫ぶ。 
 そして稲田から逃れようと暴れた。しかし、躯を鍛えている稲田に力で敵うはずもない。

「それがお願いする態度かっ! これはお仕置きだからな、佐藤がいい子になるまで続けるぞ」

 そして、もう一打。

「ヒャァ……アアッ!! なります、いい子になります。……だから……許して……」
 
 堪えられるような痛みではなかった。
 しかし、実が謝ったにもかかわらず、稲田は四打目を打ち付けた。

 実の白い尻が見る見る間に薄いピンクへと変わり、そして熟れたような赤に変わっていく。

「本当にいい子になれるか?」
「ヒッ……ううっ……なります……いい子になります。だから叩かないで……」 

 これ以上叩かれたら、本気で皮膚が裂けそうだと思った。熱を持ったお尻はジクジクと痛む。まるで火傷したように、ほんの微かに触れただけでも激痛が走った。

 だが、容赦なく稲田は五打目を叩き付けた。

「ヒィ――――ンッ!! ううっ……ひっくっ……うええっ……止めて……お願いします……」

 実の眼からこぼれ落ちた雫が、ぽたぽたと床に水玉を作る。

「じゃあ、先生の言うことをなんでも聞くか?」
「聞きます……先生の言うこと聞く……聞きます……だから……」

 許して……と言う前に再び叩かれた。

「だんだん、いい子になってきたみたいだな、佐藤」
「はいっ……いい子になる……なりますから……」
「だが……言葉だけじゃわからないな……」

 そして再び凶器のような右手が振り上げられる。

「ひぎぃ――――ッ!」

 もう実の尻は猿のように真っ赤かだった。
 稲田は同じところばかり狙って打ち付けていた。

「うええっ……ひっく、嘘……じゃないです……」

 すすり泣きながら、実は言った。
 痛くて痛くて溜まらない……。
 逆らう気力なんて実にはなかった。

「本当か、本当に先生の言うことならなんでも聞くんだな?」
「はい……聞きます。なんでも聞きます……」

 痛みで涙が止まらなかった。灼けるような痛みは、なかなか引かない。
 叩かれていなくてもジクジクと痛むのだ。

「じゃあ、俺のチンポが舐めれるか?」
「えっ……」

 担任の信じられない言葉に、実は現実とは思えなかった。

「やっぱり、佐藤は嘘つきなのか? 悪い子のままなんだな……」

 がっかりしたように稲田が言った。

「違っ……嘘じゃないです。悪い子じゃないです……」
「じゃあ、先生が言ったこと聞けるの?」

 本当に先生のチンポを舐めなきゃだめなのだろうか……。
 あんな汚いところを舐めるのなんて嫌だ……。だけど……これ以上お尻を叩かれるのだけは……もっと嫌だ。

「あの……舐めます……」

 おずおずと実は言った。

「そんな嫌々そうに言われてもな。いやなら別に構わないんだぞ。佐藤がいい子になるまで、お仕置きするだけだしな」


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