居残り
02
「そんな……嫌ですっ!」
これ以上お尻を叩かれたら死んじゃうっ!
「先生のおちんちん舐めるから……だから、もうお仕置きしないで……」
実は涙眼で、縋るように稲田に言った。
「佐藤はそんなに先生のチンポがしゃぶりたいのか?」
「先生のおチンチンが……舐めたいです」
「佐藤がそんなに舐めたいなら、しゃぶらせてやる」
稲田はズボンの前をくつろげると、すでに半勃ちの状態だった。
初めて見る勃起した大人の性器のグロテスクさに実は思わず眼を背けてしまう。
「ん、どうした? そうか、佐藤は母子家庭だもんな大人のチンポを見たことないんだな。まして、勃起してるチンポなんて見る機会なんてないか」
こくりと実は頷いた。
「大人になると、男のチンポは皮を破ってこんな風になるんだ。まあ、最初は気持ち悪いかもしれんが、そのうち気にならなくなるさ」
そのうち気にならないと言われても、赤黒いペニスの先端から透明の雫が溢れて、ぬらぬらと光り、ほんの少し、アンモニアの匂いがするソレはやはり気持ちが悪くて、汚いと思った。
「ほら、いつまで眺めているつもりだ。佐藤が舐めたいと言ったんだろう。それともやはり、佐藤はお仕置きの方がいいのかな?」
まだじんじんと痛いお尻を叩かれるのは、もう嫌だ。
実はギュッと眼を瞑って舌を這わせる。
「ソフトクリムを舐めるみたいに、舌から上に舐めるんだ」
実はただ恐怖ゆえに、稲田に言われるがままに従った。
「ああ……いいぞ……佐藤の小さな舌が……俺のチンポを舐めてる……」
稲田の息がだんだんと荒くなり、陰茎は硬く反り返っている。
「手で竿を扱いて、先端をペロペロ舐めるんだ……」
稲田の手が実の手を導いて、陰茎を握らせると上下にスライドさせた。
「ううっ……ああっ……たまらん……佐藤もっと舌を尖らせて……アアッ……悦い」
ハアハアと息を荒げながら、稲田の腰が前後に揺れる。
言われるままに従いながら、先端から次々に溢れる先走りが実は気持ちが悪かった。
「よし……佐藤。次は口の中に銜えるんだ。歯が当たらないようにしろよ。当たったら、またお仕置きだからな」
実は真剣な顔でコクコクと頷く。
だが、稲田の勃起したペニスは大きくて、すぐに顎が痛くなる。
そんな実の苦痛も顧みず、稲田はガンガンと腰を振りたくり、実の上顎に先端を擦りつけていた。
「ンンっ!!……ふっん……うっ……ンンっ!!」
苦しいと必死で訴えるが、口いっぱいに稲田のペニスを頬張っているのだから、喋れるわけもない。
「すげっ……佐藤の口の中……熱くて気持ちいい……」
恍惚とした表情を浮かべて、稲田は欲望のままに、腰を激しく振り続ける。
実はただ苦しくて辛かった。それでも歯を当てないように必死になる。
「アアッ……出るっ……出すぞ……佐藤の口の中に……先生の精液がっ……全部飲み干せよっ!」
急に稲田の動きが止まったと思ったら、咽の奥に熱くてねっとりした液体が掛かる。
精液が気管に入ったのか、咽の奥が苦しくて実はむせた。
ゴホゴホと咳を吐きながら、口元から唾液とともに、白濁した精液が垂れた。
「おい、俺は全部飲めって言ったはずだよな……」
まだ咳も収まってない実に、稲田は冷酷に叱りつける。
実は恐怖に身を竦めた。
「あっ……ぼ、ぼ、僕っ……ちゃんと飲むつもりで……でも、苦しくって……」
青ざめた怯えた表情で、実は必死に言い訳する。
「先生の言うことをちゃんと聞けない悪い子はどうなるか分かっているよな」
「ああ……ご、ごめんなさい……わざとじゃないんです……お、お願いします、許してください……」
涙眼で縋るように稲田を見つめる。今にも床に頭を擦り付けそうな感じだった。
「お尻を叩かれるのは嫌か?」
「はいっ……」
「じゃあ、次は別のお仕置きをしてやろう」
クククッ、と稲田の口から笑いが漏れる。
実は普段見たことがない稲田の残忍な笑みに、身震いがした。
「先生の言うことをなんでも聞くといったな」
実にも、これがただの居残り授業などではないのだと、ようやく理解できた。
そこにいる稲田は、いつもの優しい先生などではなく、欲望を漲らせた、ただの男だった。
「先生……僕……」
実はブルブルと震えだす。
「さあ、服を全部脱いで裸になって貰おうか? 」
実は稲田が恐くてしょうがなかった。
頷くことも否定することもできず、ただ震えていた。
「また、佐藤は先生の言うことが聞けない悪い子になったのかな? だったらいっぱいお仕置きをしないとな。これから佐藤がいい子になれるように先生がたっぷり教えて上げよう」
実は逆らえなかった。
ガチガチと震える指先で、シャツのボタンを外して脱いだ。
「そう、聞き分けのいい子は、大好きだよ」
全裸になった実の姿に、稲田は機嫌のよさそうな笑みを浮かべる。
調教はこれからだった。
この少年を自分の淫乱なマゾ奴隷にするのが稲田の計画だった。
◇
「どうした、実。全然、歌えてないじゃないか?」
「ああっ……うぅ……あああ……」
実は言葉にならない奇声を上げる。
実の裸のまま、上半身は赤い紐で縛られていた。腕は後ろ手で拘束され、ペニスの根元も縛られていた。
「歌えないと、またお仕置きだぞ。ああ、それともお仕置きされたくて、歌わないのか?」
「違っ……待って……歌うからぁ……あっひぃっ……!」
あれから何度も稲田は実を音楽室に呼び出しては、お仕置きと称して、実を調教していた。
今も稲田は実を騎乗位で、自分のペニスを後ろに嵌めさせたまま、歌を歌うことを強制していた。
歌い始めてしばらくたつと、下から実を突き上げる。
むろん歌うどこでなく、嬌声を上げて、歌を中断した。
「やっぱり歌えないじゃないか。ほら、また重しを乗せないとな」
「やだっ……止めて……もう無理……もう無理っ!!」
実は泣いて懇願する。
「もう無理かどうか、やってみないと分からないだろ」
稲田の持っているのは、重りの上下にフックがついて、何連も連ねることができるものだった。
実の両方の乳首はクリップで挟まれて、すでにそこには四つの重りがぶら下がっていた。
乳首の皮膚は重りに引っ張られて、奇妙な形に歪んでいた。
「乳首千切れるよぉ……やだっ……痛いの……先生……」
「仕方がないだろ、実がちゃんと歌えなかった罰なんだからな」
そう言って愉しそうに稲田は、重りを足した。
「ひぎぃ……痛いっ……痛いっ、乳首もげちゃうよぉ……外して……お願い、外してっ!」
苦痛に悶えながら、必死で訴える。
ほんの少し躯を傾げただけでも、重りが揺れて、痛みが走る。
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