蜘蛛手

 12

「チンポ舐めさせろだってさ。とんだ淫乱だな」

「子供のくせに男のチンポを舐めるのが大好きな変態だもんな」

 男達は声を上げて笑う。

「あぁあっ……舐めたいっ……ひぃんっ……チンポっ……舐めたいのっ……」

 細く削られたプライドは、突上げられる快感と、戒められたペニスの痛みでどんどん薄くなっていく。

「そんなにチンポが舐めたいか?」

 痩せた不潔そうな男がニヤついた笑みを浮かべて俺に言った。

「舐めたいっ……です」

「じゃあ、舐めさせてやってもいいぜ」

 男は愉しそうに、自分のペニスを取り出した。

 その性器は酷い匂いと、垢がこびりついていた。

「ほら、舐めたいんだろ。舐めろよ」

 男は汚い肉棒を俺の口へと寄せる。

 俺は首を振った。

 すると腹を立てた痩せた男は俺の髪を痛いほどに引っ張った。

「ビッチのくせに、贅沢言ってんじゃねーよ!」

 髪を掴んだまま、男は引っぱりまわす。まるで頭皮が剥がれてしまいそうな痛みだった。

「ひぃぎっ……痛いっ……止めてっ……」

 男が手を放す時には、もう抵抗する気にもなれなかった。

「ちゃんと舐めるんだろうな」

「なっ……舐めます……」

 ううっ……うええっ……。

 涙が溢れて止まらない。

「なに泣いてんだ。てめぇーが舐めたいって言ったんだろう。ほら、ありがたくしゃぶれ」

 俺は泣きながらペニスを口に入れた。

「旨いか?」

 男は嬉しそうに言った。

「おいひい……れす……ひぃ…ううっ……」

「おお、そうか。だったらたっぷりしゃぶりな」

 男は俺の髪の毛を掴んだまま、咽の奥まで長細いペニスを突き入れる。

 嫌悪は息もできないほどの苦しさと痛みに薄れていく。

 そして、デブはラストスパートのごとく激しく腰を突き上げていた。

 敏感な内壁を何度も擦られて、凄まじい快感が俺を襲う。

 お尻が気持ちいいなんて、認めたくないのに、どうしようもなく感じた。

 デブがドプリと腹の中に汚液を吐き出す。

 ずるりとチンポが抜けた瞬間、温かな精液が穴から溢れて太ももを濡らした。

 もう枯れたと思った涙がまた溢れる。

 自分がもう拭えないほど穢れた気がした。
 俺は男達が言うように、男にチンポを挿れられて感じてしまう淫乱なのだと思い知る。

 もう……いい。
 もう……全部、どうだっていい。

 デブがチンポを抜くと、からっぽの穴がズクリと疼く。

 しかし間をおかずに別の男が俺のアナルに再び努張を埋込んだ。

 太くて熱い肉棒に擦られて、再び堪らない快感が俺の躯を駆け巡る。

 悦いっ……あぁああっ……気持ちイイ……。

 俺は快楽だけを追う肉隗となった。

 ****

 何度、男が俺の中に精液を放ったかなんて、もう覚えてはいない。

 ただ俺のペニスはずっと戒められたままだ。

 俺は爛れた嬌声を上げながら、なんども射精を乞うた。しかし男達は一度だって俺の願いをかなえてはくれなかった。

「お願い……お願いします……出させてぇ……もぅ、出させてぇ……」

 俺は椅子に座らされて、大きく足を開かされていた。

 襞が延びきってぽっかり穴の空いたアナルが皆の前に曝されている。

 男達の幾つもの指が俺のアナルの襞を更に広げさせていた。

 


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