おみやげ

 03

「圭くんの中も、熱くて気持ちいいよ……」

「あんっ……もっと……激しくして……おとーさんのチンポで、奥いっぱい突いて……犯してっ」

「いいよ。圭くん……可愛い。いやらしくて、可愛くて……無茶苦茶にしてあげる。いっぱい突いて、気持ちよくしてあげる」

 良平の腰が激しくピストン運動を繰り返す。

「あぁあああんっ……悦いっ……イイのっ……ソコっ、ごりゅごりゅって……あひぃいいんっ!!」

 鮮烈な快感が、爪先から脳天まで駆け抜けて、俺は涎を垂れ流しながら、痙攣した。

「アアッ……達くっ!……達くっ……良平――――っ!!」

 俺の足先はピンと伸び、フルフルと震えて、チンコからは精液がビュッと出来てきた。

「アッ、圭くっ……ん。締まるっ……くぅ……」

 俺の中は激しく蠕動して、アナルはギュウギュウと良平を締めつけていた。

「でるよっ……圭くんのお腹の中に……俺のザーメンがっ!!」

 ぶるりと震えて、良平は俺の中に射精した。

★★★★★

 
「腰がだるい、動けない、腹減ったぁ〜〜〜〜っ!!」

 結局、あれから夜へと突入し、疲れ果てて眠って、気がつくと朝だった。

「だからぁ……ゴメンって。謝ってるじゃない」

「謝られても、腹は満たされない!!」

「じゃあ、コンビニ行って買ってくるから、何がいい?」

「ハムタマのサンドイッチとシーチキンのおにぎりと唐揚げと、ハーゲンダッツのイチゴ。あとアクエリアス」

「わかった、すぐ行ってくる」

 そう言い終わると、すぐさま良平は家を出て行った。

 う〜っ、しかし……躯中が痛い……。

 良平のやつ、俺は子供なんだぞ。ちょっとぐらい手加減しやがれっていうんだ。

 本当に良平は親として、ろくでなしだ。

 あんな馬鹿だから、母さんにもさっさと逃げられて、いくら寂しいからって、まだ五才でしかなかった俺を恋人代わりに普通するか?

 なにが怖いって、あいつ全然、罪悪感とか感じてねーし。

 一応、世間では認められてないってことぐらいはわかってるみたいだけど……。
  
 俺もあんときは幼過ぎて、キスされたり、チンポ弄られたりするのが、世間でどうゆう意味なのかなんてしらなかったし。

 もう、物心つく頃には、当然のように受け入れてしまっていた。

 去年、精通してからは、後ろも奪われて、それからは底なしのようなセックス三昧。

 三日しなかったぐらいで、腰が立たなくなるまで、犯しまくるって、どんな鬼畜様だよ。

 とは言うものの、本当に嫌なら俺だって警察に通報するとか、それぐらいの知恵はあるわけですよ。

 でもね、本当にどうしょうしようもないダメダメ親でも、俺のこと死ぬほど愛してるっていうのは、わかりすぎるぐらいわかっていて。

 近親相姦なんて、ヘビーで背徳的なはずなのに、まったく、これっぽちもそんなことを感じさせないので、真剣に悩むのも馬鹿らしい感じがするのだ。

 って、この時点で、もしかして良平に毒されているのかも……。

「たっだいま〜〜! 圭くん、朝ご飯買ってきたよぉ〜〜!」

 良平は今日も能天気そうに笑顔を浮かべている。

「ちゃんと圭くんの言った物買ってきたよ。だからねっ、機嫌治してね」

 俺はちょいちょいっと手で良平を招いた。

 良平は犬みたいに嬉しそうに近づいてくる。まるで尻尾を振るのが見えてきそうだ。

「なに……圭くん」

 俺は手の届くところまで、良平を近づけて両手でバチンと頬を叩いた。

「い……痛いっ……」
 
 さして痛くないはずだが、俺に打たれたのがショックなのか、良平は涙眼になっていた。

「俺の方が、数千倍痛いのっ!!」

「う〜〜〜〜っ、ごめんなさい〜〜〜」

 しゅんと肩を落とす。

「俺はまだ子供なの。筋肉も骨もまだちゃんと成長できてないんだから、大人の良平が押さえてくれなきゃ、躯が壊れるって、解ってる?」

「……うん。ゴメンね」

 こいつ……本当に解っているのか?

「次からは、ちゃんと気をつける……」

 んっ、良平にしては真面目な表情。

「ホントにちゃんとできる」

「約束するっ!」

 結局のところ……俺も良平には甘いのだ。

 だって……良平には俺しかいないんだもの、しょうがない。

「じゃあ、ご飯食べようか」

「うん」

 俺はようやく、ご飯にありつけることができたのだった。

 

 END

 


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