トライアングル
 03

 湯舟に入ると、長谷川は自分の膝の上に天音を向き合うようにして座らせた。

 長谷川の力のある瞳で見つめられて、天音は温泉のせいだけではなく、躯が熱くなった。

 長谷川の指先が、胸元の鞭の跡を、撫でる様に這う。

「んっ……」

 皮膚を撫でられて、ゾクリと感じた。

「山崎のヤロウ、こんな綺麗な肌に跡なんてつけやがって……あと一発ぐらい殴ってやれば良かった」

「なに言ってんですか、散々暴れまくったくせに」
 
 一人報復することができなかった皇紀が、拗ねたように愚痴を言う。

「ここはまだ穴が開いたままらしいな」

 ツンと乳首を指先で上に押し上げられた。

「あんっ……」

 天音の口脣から甘い声が漏れた。
 だが、指先はぐりぐりと、キュと尖った先をこね回す。

「あぅんっ…あぁあっ……」
「すげっ……コリコリしてるな」

 ピアスを空けられた穴が閉じようとしてなのか、傷跡が芯となって硬い凝りになっていた。

「もう痛くねーのか?」
「んっ……もう痛くないっ……ひやぁあっ、アッ……」

 痛くないと言ったとたん、キュと乳首を摘まれた。両方の乳頭を指の腹で挟まれて、ゴリゴリと揉まれた。

「アンッ……アッ……ひっ……あんっ……ああっ!」

 ピクンピクンと、長谷川の指の動きに合わせて、天音の上半身が揺れる。

「天音の乳首、ちょっと大きくなって揉みやすくなったな」

 楽しそうに笑いながら、長谷川は尖りを弄る。

「アッ……ダメっ……ダメッ……アアッ…」

 まるで痙攣しているみたいに、一時もじっとはできない様子だった。

「それにしても、ちょっと乳首揉んだだけで、こんなに乱れるなんて、すげーエロい躯になったもんだな天音」
「イヤッ……あぁんっ……アッ、やぁっ……嫌わないで……」
  
「馬鹿だな。こんないやらしく可愛い天音を嫌ったりするわけないだろう」

 長谷川が指を止めると、すでに天音の瞳はとろんと潤んで欲情していた。

 ぷっくりと膨らんだベビーピンクの口脣が、唾液で濡れていやらしく光る。
 長谷川は衝動的に、その口脣にむしゃぶりついた。

 ジュプジュプと、わざと音を立てるように吸い付いた。
 味なんてあるはずもないのに、やはり天音は口脣は甘く感じる。長谷川は夢中になって、天音の口脣を蹂躙した。

 口脣を離すと、すでに天音の息は上がっていた。だが、その呼吸さえ艶っぽく見える。

「じゃあ、次は天音の一番大事なところを調べてやろう」

 長谷川は皇紀に後ろから天音の膝の裏を持つように指示をした。

 まるで幼児におしっこをさせる時のような格好だった。ただ浮力があるぶん、天音の腰はもっと上にあがって、全てがまる見えになる。

「いやぁあ……ダメッ……やめてっ、恥ずかしいよぉ……」

 天音はあられもない格好に抵抗するが、皇紀と長谷川の力にかなうはずもない。

「こらっ、暴れんな。ケツの傷が治ったかどうかちゃんとみなきゃ、お前を可愛がってやれないだろ。天音だって、ココでちゃんと俺を感じたいだろ?」

 長谷川の指が窄みに触れ、円を描くように撫でる。

「あっ……だめっ……」
「孔をひくひくさせて、なにがダメなんだ。ちゃんと傷口を見せないと、天音の大好きなチンポを突っ込んでやらねーぞ」

 長谷川に秘部を見られていると思うと、消え失せてしまいたいほど恥ずかしいのに、奥がズキズキと疼いてたまらなかった。

「いやっ……欲しいです……」

 天音がそう言うと、長谷川は満足げに笑った。

「よっし、いい子だ。じゃあ、ちょっと大人しくしていろよ」

 長谷川の指が左右に襞を引っ張った。孔の奥が空気に触れ、ツキリと攣った痛みが走る。

「傷口は塞がってるみたいだが、まだ完全には治りきってないみたいだな。無理するとまた傷が広がるかもしれない」

「いいです……傷なんて開いても……だから……止めるなんて言わないで……」

 すでに躯は燻るように熱かった。すでに硬くなりつつある幼い性器も、その先から透明な雫を垂らしている。
 これでお預けなんて、とてもじゃないが天音には耐えられなかった。

「あんまり可愛い事言って煽るなよ。辛抱できなくなるだろ」
「しないで……辛抱なんかしなくていいから……躯が熱いのっ……お願い、早く欲しい……」
「だから、煽るなって言っただろう。腰まで振りやがって、いやらしいな」

 触れられてもいないのに、勃起したペニスも、ツンと尖った乳首も、蕾の最奥も、ズキズキと疼いて天音を苦しめる。

「あぁ……もう……意地悪しないで……触って……早く苛めて欲しいのっ」

 腰を振りながら、淡い小さな窄みは、ヒクヒクと生き物のように物欲しげに蠢いていた。


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