トライアングル
 08

 おずおずと窄みに指先を触れる。しかし、なかなか広げることができなかった。

 すると耳元で長谷川が囁いた。

「ちゃんとできたら、すぐにぶっといのを挿れてやる」

 ズキーンと奥がたまらなく疼いた。
 もう、堪えることなんてできない。

 指先をグッと窄みに差し込んで、入り口を広げた。

「あうっ……」

 腸壁が空気にさらされて、ぞくりとした。

「天音、もっと広げねーと良くみえねーぜ」

 天音は指を足して、大きく広げる。羞恥に涙がでた。

「うわっ……すげー、奇麗なピンク色の腸が畝ってて、いやらしーっ」

 皇紀の声に、天音の頭が弾けた。

「いやぁああっ……もうヤダッ……お願いっ……挿れて……もう挿れてッ!! 欲しいのっ、チ○ポっ、チ○ポ挿れてぇっ!!」

 天音は叫んだ。
 涙があふれ、頬を濡らす。

 もうなんでもいいから、早く熱い灼熱で貫いて欲しかった。
 
「よしよし、よく頑張った。今、挿れてやるからな」

 長谷川は素早くペニスにローションを塗ると、ずっとひくついたままのその孔に自身をゆっくり埋めていく。

「ひぃやぁああああああんっ!!」

 天音は背を反らせ、ヒクヒクと躯を震わす。

「悦いっ……あぁああっ……気持ちいいよぉ……」

 長谷川の熱く滾った雄に貫かれて、快感と不思議な充足感に、たまらなく幸福を感じた。

 ドクドクという鼓動さえ感じる一体感。わけもわからず涙が止まらなかった。

「長谷川さんっ……長谷川さんっ!!」

 まるで嵐のように吹き荒れる感情に、ただ名前を呼ぶことしかできなかった。

「キツっ……天音、わかったからちょっと緩めろ。こんなに締め付けられたら動けねーぜ」

 そう言われても、天音にも暴走した躯は、ひどく飢えていただけに自ら制御できなかった。

「ダメっ……できなっ……あぁああんっ!!」

 そう言いながらも、天音の括約筋は、貪欲にギュウギュウと長谷川のペニスを締め付けていた。

「ったく、しょうがねーな」

 長谷川は背を丸め、天音の口唇にキスを落とした。
 天音が落ち着くまで、深くねっとりと口腔を犯す。

「んふっ……ンッ……あんっ……」

 次第に天音の躯の緊張が解けて、ようやく動けるようになってから、長谷川は口唇を離す。

「とにかく、一度抜かないと天音の飢えはおさまりそうにもねーな」

 長谷川はそう呟くと、皇紀に口づけを任せた。
 天音の細い腰を掴むと、ゆっくりと挿入を始めた。

 皇紀と舌を絡ませながら、長谷川の剛直が腸を擦り付ける度に、快感が背筋を這う。

「んんっ……ふっあぁあああんっ……」

 キスも、挿入も、たまらなく気持ちが良かった。

 皇紀の指が乳首に伸びて、すでにキリキリに尖った先をやんわりと摘む。
 すると、長谷川の亀頭が前立腺を擦り付けた。

 頭がおかしくなりそうなぐらい感じて、一際甲高い嬌声を上げた。

 チカチカと目の前に星が飛び、時折意識も飛んだ。

「あひぃいっ……イイッ……あぁあああっ!!……ひぃいいっ!!」

 アッというまに天音は登りつめて、いつの間にか射精していた。

 達った後、まだしばらく腰の辺りをビクビクと震わせていた。

「ちょっとは落ち着いたか?」
 
 まだ息も荒い天音に、長谷川が声を掛ける。
 天音の中に埋められている性器は、熱さも硬さも少しも衰えてはいない。
 
 天音は快感に蕩けた瞳で長谷川を見つめる。

「はい……ごめんなさい」

 ひとりだけ興奮して暴走したのが恥ずかしかった。

「別に謝る必要なんてねーよ。今日は何度だって達かせてやるぜ」
「そんなっ……何度もなんて……無理ですっ」

 フルフルと天音は首を振る。

「じゃあ、どこまでできるか試してみようぜ」

 楽しそうに笑う長谷川は意地悪だと天音は思った。

「次は、ちょっと体位を変えようか」

 長谷川は天音の躯を起こすと、挿入したまま、天音を反転させて、背面座位の形にした。

「今度は皇紀にたっぷりおっぱいを弄って貰え」

 後ろから肩を羽交い締めにされて、胸を突き出すようにされた。

「皇紀にかわいく強請ってみろよ。天音のおっぱいを弄ってくださいってな」

 もうすでに、天音の乳首は硬く尖って、ピンと上を向いていた。
 ピアスの穴を空けられてから、更に敏感になった乳首は軽く触られただけで、すごく感じてしまう。

 想像するだけで、奥がズキズキ疼いて、思わず後ろを締め付けてしまった。


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