顔合わせ
 05

「まったく、こんなこともできないなんて、しょうのない子だね。まあ、初めてだから大目に見てあげるよ。真田君、手伝って上げてくれないか」

 真田はわかりましたと答えて、友里の後ろに立った。 

 後ろから腕を回し、シャツのボタンを簡単に外していく。

「ああ……やめっ……やめて下さい……」

 言葉で懇願しても抵抗はできない。省吾に落胆されるのが怖かった。

 真田はあっという間に、服を脱がしていく。友里が全裸になるまで大した時間は掛からなかった。

 身に纏うものがひとつもなくなって、友里は両手で股間を隠し、俯いて怯えていた。

「友里、手を放して顔を上げなさい」

 友里は首を振る。省吾は怖いが、羞恥で混乱している頭はそれを拒んだ。

「真田君、友里の両手をネクタイで括って、顔をこちらに向けてくれ」

 真田は言われるままに、友里の手を後ろでに括りつけ、俯いたままの頭を強引に上へと向かせた。

 恥辱に耐えるように口を真横に結んだ友里は、頬と言わず、躯まで桃色に染め、目尻に涙を浮かべていた。

 ほおう、と感嘆を口にしたのは松原だった。

「なるほど、綺麗な躯だ。中性的だが……やせ過ぎてもいない。色素は薄いし肌理も細かい肌だ。それに……この恥じらいがまた男をそそるね」

「ふんっ、どれだけ肌が綺麗だろうが、やはり所詮は男じゃないか。同じチンポがついてる躯に勃つわけないだろ」

「その割には専務も坂下君の裸から目が離せないようですが?」

 言葉とは裏腹に、食い入るように友里を見る庄内に、皮肉るように有川が言った。

「そ、そりゃ、めずらしいからつい見ただけだ。まあ、確かに男にしては多少色気はあるがな……」

 庄内の言葉に省吾はニヤリと笑みを浮かべた。
  
「ふふっ、友里の素晴らしさは、まだまだこんなものじゃあないよ。さて、真田君。さっきつまみ食いしたところをじっくり味わいたくはないかね?」

「もちろん、社長のお許しが頂けるなら是非」

 真田と省吾は目配せをしてニヤリと笑う。

 さきほどまで頭を抑えていた真田の手が、胸へと回る。

 平らの胸の二つのサクラ色の突起を摘んだ。

「ひぅっ……んんっ!!」

 友里は叫びだしそうになる声を必死で堪えた。

「友里の乳首はいやらしい色をしているだろう?」
 
 自慢げに省吾は言った。

「感度もその辺の女よりよほど敏感だ」

 友里にとっては屈辱的な説明も、真田にやんわりと乳首を揉まれている状態では、耳に届いているかどうかも危うい。

「はっ……んっ!……んんっ!!……ヤメッ」

 どうしようもなく腰が揺れた。

「ダメッ……です。……お願い……です。やぁ……あぁん……」

 真田に乳首を引っ張られて、芯をコリコリと刺激されると、四肢が強張るほど快感を感じた。

 恥骨の辺りがズキズキするほど疼く。

「ほら見てご覧、ちょっと乳首を弄っただけで勃起している。男の躯は正直だからね、すぐに分かる」

 省吾の言葉どおり、友里の性器は勃起し、先端からは先走りの露がしたたった。



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