試練

 07

「あぁあああっ!! ひぃいい────ッ!!」

 余程辛いのだろう。見開いた目からは目玉が飛び出しそうだし、悲鳴も空を裂くばかりで大きな声を出すことも出来ないようだ。

 しかし、観客は異様な盛り上がりをみせて、会場は拍手で沸いた。

 友里はこれ以上見ているのが辛くて、顔を背ける。

「ちゃんと見なさい、友里」

 省吾に叱咤された。

「目を逸らせてはいけないよ。今、君にこれを理解しろとは言わない。だが逃げることは許さない。よく見ておきなさい」

 どうして────と思う。
 どうしてこんな酷いことをするのだろう。
 どうして、こんな辛いことを見なければいけないのか?

 しかし、そんな問いには誰も答えてくれない。

 今は。省吾の言われるままにステージに視線を戻した。

「すげー、かわいこちゃんのアナル、キツキツで気持ちいいぜ! まだ、しっかり拡張されているわけじゃねーんだな」

「ひっ! ひぃいいっ! ひぃいい────っ!!」

 トーヤは快感よりも苦痛を感じているようで、デュックが腰を振る度に、四肢を強張らせている。

「おおっ、俺ほどのデカブツは初めてか? まあ、そのうち慣れてくるからよ」

 そして、更に激しくデュックは腰を打ち付けた。

「あぁううっ!……ひぃいい!……ひいぁあああっ!!」

 トーヤは嬌声というよりも咆哮のような獣じみた声を上げていた。

「可愛い悲鳴だぜ、子猫ちゃん。もっとたっぷり聞かせてくれよ」

 一度鬼頭の先まで抜いたペニスを再びズブブと一気に突き入れる。

「ひぃいいい────っ!!」

 まるで黒い杭が打ち付けられているよいうに友里には見えた。

「いいぜっ、可愛い子ちゃんのアナルは最高だ!!」

 ハハハッと真っ白な歯を見せて笑うデュックは楽しげにトーヤを犯す。その大木のように太い腰が、激しいピストンを繰り返した。

「あぁああっ!!……あぁあああっ!!」

 その内にトーヤの悲鳴に色めいたものが混じり始める。

「もう俺のデカブツで感じ始めるなんて、子猫ちゃんのケツ穴はとんだ淫乱だな」

 トーヤは首を振りながら苦痛で顔を歪ませるが、それだけでなく瞳を熱で潤ませている。

「ぁああっ!……いやぁっ……ちがっ!!
……あひぃいいっ!」

「こんなに乳首を尖らせて、チンポから我慢汁垂れ流して、なにが違うだ。おらっ!!」

 更にデュックの激しい突き上げに、トーヤは躯を跳ねさせる。

 デュックは執拗なほど前立腺を激しく責めたてて、無理矢理トーヤの快楽を引き出していた。

「いやらしくギュウギュウ締め付けやがって、とんだ淫乱猫だ」

 デュックの言葉責めは更にトーヤを追い立てる。

「あぁあっ……やぁああっ!……違うっ……ひぃいいっ!!……いやっ、こんなっ……違っ」 

 まだ認めようとしないトーヤの前に有川が立った。

「違わない。お前はこんな大勢の人間の前で黒人のでかい魔羅に犯されて感じるどうしようもない淫乱だ」

 トーヤの眼差しが有川に救いを求めるように見つめる。

 しかし有川はニヤリと冷酷な笑みを浮かべ、自分の持つムチをトーヤの乳首にたたき落した。

 トーヤは声にならない悲鳴を上げる。

「素直になりなさいトーヤ。ここでは矜持などなんの役にも立たない。私のスレイブだと認めてしまえば楽になる。ほら、皆の前で卑しめられて酷く犯されて、溜まらないだろう?」

 その間もトーヤはずっとデュックに犯されたままで、目は次第に虚ろになりつつある。

「酷くされれば、されるほどお前の快楽は増していく。私のスレイブだと認めれば、もう誰とも張り合うこともない、比べるられることも、蔑まれることもない。快楽だけを与えてやる」

「あぁあっ……あぁあああっ!!」

 トーヤは嬌声を上げながら、その視線は有川から離さなかった。

 もう限界が近いのか、デュックの動きが激しさを増した。トーヤを拘束している大きな台すらユラユラと揺れている。

 ハアハアと荒い息と、トーヤの嬌声、肉の打つ音といやらしげな水音。

 観客達は息を飲んでステージを見つめていた。

 ラストスパートとばかりデュックは激しくトーヤを追い立てて行く。

「ウウッ、出るっ!!」と呻いてデュックはトーヤの中に射精した。

 


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