呼び出し
 19

「友里、裸になりなさい」

 省吾の命令に友里は逆らえない。
 友里はおもむろに立ち上がり、まずネクタイを外し、背広を脱いだ。

 ワイシャツのボタンを上から順に外して行く。
 省吾の視線が、痛いほど向けられているのを感じながら、少し震える指先でボタンを外した。

 ズボンと下着も脱ぎ、最後にワイシャツを脱ぎ去った。

 省吾の熱い眼差しが、躯に刺さる。
 恥ずかしい……だが、友里の中にそれだけじゃない感情があるのも確かだった。

「夜景にも負けないぐらい、お前の裸も綺麗だぞ」

 友里の頬がほんのりと色付いた。
 女の子でもないのに、そんな恥ずかしいことを言われてもと思いながら、嬉しいと思う気持ちも、どこかにあった。

「さあ、こっちに来て、私にシャンパンを飲ませなさい。口移しでだよ」

 省吾は愉しそうに笑いながら言った。

 友里は省吾に近づいて、向い合せで省吾の膝を跨ぐように、ソファーの上に膝立ちになった。

 省吾の持っているグラスを口に含むと、躊躇いもなく口づける。

 シャンパンと一緒に、舌もキツク吸い取られた。

「旨いシャンパンだな。もう一口貰おうか?」

 ニヤリと省吾は口角を上げる。
 友里は再び、シャンパンを口に含んだ。

 グラス一杯ほど、シャンパンの口移しと深い口づけを交わした頃には、友里の瞳は艶かしく潤み、甘い吐息を吐いていた。

「もう欲情したか、友里?」
「はい……省吾さんが欲しいです…」

 頬を染め、はにかみながら、友里は省吾を求めた。

「お前は、可愛いやつだな」

 省吾は軽々と友里を抱え、ベッドに横たえる。

「さあ、どうして欲しい。友里が私にどうして貰いたいか、その口でちゃんとお願いしてごらん」

 やはり、省吾は簡単に、友里の望むものをくれるつもりはないらしい。 
 
「触って……ください」

「どこに?」

 やはり省吾は意地悪だった。

「ち……乳首……」

 友里の顔が真っ赤に染まる。
 恥ずかしくてたまらなかった。

「触るだけか?」

 省吾の指先が、小さな突起をムニュリと押し潰す。

「んんっ……」

 友里の長い睫がふるりと揺れる。

「こうやって触るだけでいいのかい?」

「んっ……舐めて……くださぁあい……」

 ペロリと省吾が先端を舐めとる。

「あんっ……しょ……ご……さんっ……」

 チュッと吸い付いて、舌先で突起を転がす。

「あぁああっ……んっ……」

 省吾が快感を与える度に、ピクピクと丸めた爪先が震える。

 省吾は乳児のように、何度も乳首に吸い付いては、指先で抓った。

「ひぃっ……あぁ、あっ……んふっ……」

 友里の腰がいやらしく揺れだした。

「友里は乳首だけで、足りるのかな?」

 潤んだ瞳で友里は省吾を見つめる。

「あぁ……嫌です……」
「じゃあ、どうして欲しいんだ」

「ぼっ……僕の……おチンチンを触って……んっ……扱いて……」

「じゃあ、チンポと乳首と、どっちを弄られたい?」

「はぁあんっ……両方……りょう、ほーください……あぁっ……」

 クスリと省吾は笑った。

「友里は欲張りだな……」

 

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