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Trip 14 「仁さんは、ここを僕に見せたかったの?」 「ああ、そうだよ」 もちろん、それだけではないけれどね。 「凄く嬉しい。ありがとう仁さん」 でも、まさかこんなに喜んで貰えるとは思っていなかった。 現にウチの息子はゲームとか漫画とかスポーツにしか興味を示さない。 とてもじゃないが同じ中学生だとは思えない……というか、たぶん真澄が特別なのだ。 「どうかしたの、仁さん?」 ぼんやりしている私を不思議そうに真澄が見上げる。 まさか愚息と比べていたとは口が裂けても言えなかった。 「あんまり真澄が可愛いこというから感動していた」 「また……からかわないでください」 照れる顔がまた可愛い。 「真澄……」 私は真澄を引き寄せて抱き締める。 「からかってなんかいないさ。真澄は姿も心も世界一可愛くて美しいと私は思っているよ」 そう言うとますます頬を赤らめる真澄が愛おしい。 どんな仕種でも、こんなに私を夢中にさせる。こんなに愛おしい存在を私は知らない。 照れくさいのか視線を外す真澄に、その煌めく瞳が見たいと思った。 「真澄、私を見なさい」 その命令に素直に真澄は従った。 鳶色の色のような淡い瞳の色はどこまでも澄んでいて美しい。 そしてなにより彼の瞳には私への愛情が浮かんでいる。熱っぽいその眼差しに私の心はずっと射ぬかれたままだ。 私は彼に口づけたいと思う情欲に勝てなかった。 彼の甘い口脣に吸い付き。開いた口脣から彼の熱い口内へと舌を侵入させる。 なんど口付けても、私はその蜜よりも甘い感覚に脳みそは蕩け、夢中になって吸い付いた。 柔らかいその舌に何度も何度も絡ませては、彼の唾液を統べて吸い付くすほどの勢いで吸い取る。 これは本当に禁断の蜜だ。 口脣をどれぐらい合わせていたのか、いつのまにか真澄が自分の躯を支えるように自分にしがみついているのに気づく。 口脣を放すと、真澄は快感にうっとりと蕩けていた。 私は真澄のワンピースのリボンを解く。 その意味を真澄は気づいたのか、動揺していた。 「仁さん……こんなところで……ダメです」 ワンピースのボタンを外そうとする私の手を留めようと、真澄は手を重ねる。 「大丈夫、ここはロッジのオーナーの私有地らしいから誰もこないよ」 「でも……こんな明るい場所でなんて……」 むろん、明るいからこそこの場所を選んだのだ。 「こんな明るい場所じゃあ恥ずかしい? 昨日はあんなに感じてたのに?」 真澄は思い出したのか、頬を薄い紅色に染める。 「あっ……あれは……お尻に……玩具を入れられて……」 まるで蚊鳴くような小さな声で訴える。 真澄は一度快感を与えると後は大概従順に従うくせに、そうでない時は羞恥心がじゃまするせいか抵抗をする。 「じゃあ、目隠しをすれば恥ずかしい気持ちも薄れるだろう?」 真澄の返事も聞かないままに、私は鞄の中から目隠し用の黒い布とバスタオルを取り出した。 草むらにバスタオルを敷いて、そこに真澄を座らせる。 「私はこんな自然がいっぱいあるところで真澄を抱いてみたかったんだ。真澄は嫌かもしれないが……私の為に我慢してくれないか?」 真澄はまだ迷っているようで、私のお願いは聞きたいのだけれど、でもやはり恥ずかしい気持ちが邪魔をしているようだ。 「お願いだ。真澄、頼む」 頭を下げると真澄は慌てて、それを押し止めた。
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