Blue

 09

「彬也は嘘つきだから、信用できないな」

 泰典の手が彬也のペニスに伸びた。

 すすり泣きながら懇願するが、泰典の手は止まらなかった。陰茎を擦り上げ、勃起させたあと白い突起を尿道に突き刺した。

「ひぃいいいっ……痛ぁあい――――っ!!」

 苦痛に彬也が悲鳴を上げる。痛みで躯を強張らせている間に、泰典は素早く帯びを括り付け、根元でしっかりと止めた。

「ううっ……ふぇっ……ひっく……」

 自分の性器を覆うように巻き付けられた黒い革帯が、言いようの無い恐怖を彬也に与えた。

「さあ、彬也。次はお尻をだしなさい」

 これ以上なにを言っても無駄なのは、彬也はよく知っていた。

 ぐずぐずと、まだすすり泣きながら、犬のように這って、お尻を泰典の方に高く上げる。

 孔に突き刺さっているプラグを抜くと、すぐに孔は塞がって淡い色の蕾になった。

 泰典が指にローションを垂らして、すぼみに指を差し込む。少しの抵抗もなくすんなりと入った。

 指を二本に増やしても、やはりなんなく侵入を許す。

「んんっ……っ!!」

 指で襞を広げるように回すと、ビクリと彬也の躯が震えた。

「もうすんなり、俺の指も飲み込めるようになったな」

 プラグで拡張したおかげで、痛みはほとんど感じない。あるのは粘膜を愛撫される違和感と、ゾクゾクと 背筋を這うような怖気のような感覚。

 指をぐっと入れて指先を曲げると、前立腺に当たる。

「ひぃんっ……ダメっ……あんっ」

 ソコを触られると、腰の辺りが甘く痺れて変な気持ちになった。

「少しづつここも感じ始めているみたいだな」

 ククッと泰典は口角を上げて笑った。

 しばらく指先で前立腺を弄り、快感を感じ始めてフルフルと躯を震わす彬也の様子を、愉しげに眺めていた。

ようやく指を引き抜くと、息を吐く間も与えず、泰典は新しい玩具を取り出した。

「今日は、こいつで遊んであげよう」

 泰典は手に持っているものを彬也に見せた。
 それは数珠のように、玉がいくつも連なったものだった。

「そ……それで……なにするの?」

 これで自分が虐められるのだと言うことだけは、わかっていた。

「コレをお前の尻の孔に入れるんだよ」

「お尻に……」

「ああ、そうだ。これをお前の中に全部入れて、そして引き抜くんだよ」

 嗜虐な笑みを泰典は浮かべる。
 想像するだけで、彬也は恐怖で震えがきた。

「なにも怖がることはない。そのうちコレが気持ちよくてクセになるらしいからな。さあ、入れるぞ。力を抜け」

 そう言われても、恐怖で強張った躯では思いどおりにできない。

 しょうがないやつだと、ぼやきながら泰典は彬也のすっかり萎えてしまったペニスに手をあてる。

 軽く握られて擦られるだけで反応した。
 彬也の躯は確かに、少しづつ愛撫に敏感になっていた。

「んんっ……あっ……ん」

 緩んだ隙に、最初のパールを中に埋め込んだ。

 


/ / 戻る / Top