|
Blue 10 「やぁ……ダメっ……」 ひとつ入ると後は容易かった。 ひとつ、またひとつと、内蔵を圧迫してくる異物が怖かった。 だが、パールのひとつがソコを押し上げた瞬間、躯の奥からゾクゾクと妖しい感覚が湧き上がった。 「アッ…!……いやぁ……アアッ!!」 ひと際甲高い声を上げ、彬也は身をよじった。 「どうかしたのか?」 「感じるのか?」 瞳を潤ませて、艶めいた表情をする彬也に、泰典は目を見張る。 「ひんっ……わかんな……い……なにっ……?」 愉しげに笑いながら、更にパールを押し込んだ。 「ひぃ……やっ……やめてっ……アァアッ!」 躯中を這い回るような怖気に近い感覚に、甘く痺れるような余韻。 初めて知る鮮烈な快感に、彬也は涙した。 「ほら、もう全部入った」 泰典が言いながら腹を撫でる。 「ダメっ……触らないで……あんっ!」 腸を押し上げるように撫でられると、中のパールが動いて、前立腺を刺激する。 「こうされるのが、気持ちいいんだろ」 刺激される度に押し寄せてくる津波のような快感が怖かった。 心も躯も、全てが攫われてしまいそうで……。 「怖くなんてないさ。快感を感じるのは彬也の躯が大人になった証拠だからな」 「大人……?」 「ああ、そうさ。これで俺を受け入れられる準備ができたってことだ」 「なに……受け入れる……?」 まるで頭から爪先まで、サーッと血の気が引いていく。 あの時の恐怖は、今も彬也に暗い翳りを残し、思いおこすだけでも躯が震えた。 「さあ、引き抜くぞ」 そんな彬也のトラウマさえ泰典は気にもかけず、残酷に彬也をもてあぞぶ。 「アァアアっ!!……ダメっ……」 泰典がパールをひとつずつ抜いていく度に、排泄感にも似た開放感と、前立腺への刺激に、恥骨辺りからジクジクと這うような快感が湧き上がる。 「ヒッ……やめてっ……イッ……ひぃんっ」 わなわなと震えながら、彬也は快感に顔を歪ませていた。 「感じまくってて、なにが止めてだ。チンコもビンビンに勃ってるじゃないか」 先ほど、尿道に栓をされたペニスが、腹につくほど立ち上がって、皮の帯が肉に食い込んでいる。 「イイッ……触らないでっ……ああっ……あんっ」 「こんな玩具で喜ぶなんて、ずいぶんいやらしい躯になったものだな」 「うそっ……ヤッ……やぁああんっ!!」 ずるりと最後の一粒がアナルからでると、そのまま崩れるように突っ伏した。 躯からなくなったというのに、まだ燻るように快感の余韻が残って、ジクジクとした疼きを生む。 泰典は肩で息をする彬也を仰向けにすると、その足を大きく広げた。
← / → / 戻る / Top |