Blue

 20

 苦痛と快楽の狭間の中で、彬也は何度も意識を飛ばした。
 
 射精を塞き止められて、薬と玩具による強制的な快楽は、幼い彬也の心と躯では到底受けとめることなどできなかった。

 イキっぱなしの状態で、痙攣を繰り返し、何度も酸欠状態に陥った。

 意識を無くした時だけ楽になれたが、それも数分の間で、また激しい快楽に責め立てられる。

 彬也の顔からは、汗やら涙やら唾液やら、あらゆる体液が流れて出ていた。
 その瞳に精気はなく、虚ろだった。

 真っ赤な顔で悲鳴とも嬌声ともつかない叫びを上げ続ける。しかし、それもしばらくすると、その悲鳴すら上がらなくなった。

 泰典が戻ってきた頃には、息も絶え絶えで、まるで癲癇のように痙攣していただけだった。

 泰典がバイブのスイッチを切ると、彬也の躯からぐったりと力が抜けた。

 空気を肺に送り込むように、白い胸がせわしく上下する。

「もう二度と、私に嘘をつくな」

 冷たく見下ろして、泰典は告げた。

「……はい」

 彬也はそれだけ言うのが精一杯だった。
 
 泰典は手足のテープを剥ぐと、そのまま彬也を抱き上げる。
 彬也はされるがままに身をまかせるた。

 泰典は彬也を抱いたまま、バスルームへと向かう。
 そこでようやく、バイブとプラグが抜き取られた。

 ずっと射精を塞き止められ赤く腫れたペニスは、2、3度しごかれただけで、勢い良く精液が吹き出した。

「ひやぁああっ!!」

 ぶるぶると震えながら、彬也は射精する。

「いやっ……アアッ……止まらなよぉ……」

 勢いを無くした精液は、その後もたらたらと先から溢れだした。
 それが止まることなく、白濁から黄味がかった透明の液体へと変る。

 じょろじょろと漏れ出る尿に、彬也は泣いた。

「やだぁあっ……止まらないよぉ……」
「こんな大きくなっておしっこを漏らすなんて、彬也は悪い子だな」

 養父の前で止めどなく流れる尿に、恥ずかしくて涙が止まらなかった。
 
「ひぃうっ……ごめんなさいっ……うええっ……」

 ようやく尿が止まると、泰典が汚れた股間にシャワーを当てて流した。

「さあ、次はお尻をこっちに向けて」

 泰典は彬也に獣のように床に手を付かせて、尻を高く上げさせた。
 もっとも彬也が羞恥を覚える格好だった。

 アナルもペニスも丸見えで、羞恥で真っ赤に悶える表情さえも良く見えた。

 彬也のアナルはまるでザクロのように赤く腫れ、極太のバイブで長時間責められたせいで、筋肉が弛緩して、孔が開いたままになっていた。

 そこから、泰典の流し込んだ精液がどろりと流れ出していた。

 泰典は湯を少し温くして、シャワーを浴びせる。

「ひうっ……ううっ……」

 彬也の躯がぶるりと震えた。

「なんだお前、シャワーを当てたぐらいで感じているのか?」

「違っ……ンッ……アアアッ……」

 薬のせいか、ずっとそこを責められていたせいか、普段よりも、ずっとそこは敏感になっていた。

 泰典の指が内壁を擦る。

「ひぃん!……ヤダッ……触らないでっ!!」

 もう感じたくなかった。

「彬也……お前が私に逆らえると思っているのか?」

「ああっ……」

 泰典にとって彬也は奴隷で、それ以上では決してない。

 彬也は項垂れて、大人しくなった。

「そうだ、お前は私に言われるがまま従っていればいい……」

 泰典の言葉が彬也の胸に刺さる。

 泰典の指が前立腺に触れた。

「アァアアア────ッ!!」

 バスルームに彬也の悲鳴が響き渡った。

 


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