Blue

 21

「彬也の前立腺はこんなところにあるんだな」

 楽しそうにクツクツと笑いながら、泰典は指の腹でグリグリと押し付けた。

「ひぃいいっ……ヤァアアアアッ!!」

 あれほどイッたというのに、また躯は快楽に支配され、快感に震えた。

「これぐらいでまだこんなに感じまくるなんて、なんて敏感でいやらしい躯なんだろうな……子供の癖に、こんなに淫乱な躯なのは、やっぱりあの女と血が繋がっているせいだな」

 養父の蔑む淫乱なこの躯が彬也は嫌いだった。
 違うと叫びたい、こんなことで感じたりしないと言いたいのに、彬也の咽から紡がれるのは、いやらしい嬌声だけだった。

「アッ、アアアッ……ヒィ……アアアッ!!」

「彬也……指なんかよりもっと、太いのが欲しいだろ。お前の大好きなアレだよ。お願いしてごらん」

 嫌だ……いらない……もう、なにも欲しくない。
 そう叫んでしまいたいのに、彬也は拒絶する言葉を禁じられていた。 
 
「アアッ……お父さんのおちんちん下さい……」

 ゼイゼイと呼吸を荒げて、彬也は言った。

「違うだろ、さっきちゃんと教えてやっただろう。どう言ってお願いするかを……」
 
 軽く入り口付近で指を回されただけで、ゾクゾクする快感が背筋を駆け上げる。

「ひうっ……ぼ、僕のっ……おまんこっに……お父さんの……アヒィ……おちんちんを挿れてっ……アアッ……ください……」

「こんなにおまんこを真っ赤にしても、まだ欲しがるなんて、彬也は本当に貪欲な子だね。まるでサキュバスのように私の精液を貪って……」

「サ…キュバス……?」

 彬也の知らない言葉だった。
 
「ああ、西洋の悪魔の一種で、男の精液が大好きな悪魔だよ。まるでお前と同じだろう」

 そう言って笑いながら、泰典の性器が、彬也の中にズブズブと埋込まれる。

「ヤァアアアアッ!」

 泰典に悪魔と言われたのがショックだった。

「流石にゆるゆるだな」

 後ろから貫いて、泰典は彬也の躯を起こした。背面座位の格好になる。

「さあ彬也……中を締め付けてごらん……」

 もう力なんか入らなかった。

「ダメ……できないよぉ……許してください……」
「できないはずないだろ。彬也は私の言うことならなんでも聞く子だからね……ほら、こうやって乳首を弄ったら……」

「アッ、ひぃいんっ!!」

 キリキリに尖った乳首を弄られて、ビクビクと躯が震えて強張った。
 ギュウと泰典のペニスを締め付ける。

「ほらね、ちゃんとできるだろう」

 嬉しそうに泰典が微笑む。

「ひぃううっ……ああぁああっ……」

 敏感な乳首を摘み上げられて、ギュウギュウと捏ねられると、快感で緊張する筋肉が、嫌でも泰典の肉棒を締め付ける。

 それと同時に腸内も刺激されて、溶けるような快感が、胸からも尻からも沸き上がっていた。

 間を置くことなく、泰典が下から突き上げる。
 そうしながら泰典は彬也の右手を、勃起し始めた彼自身の根元へと導いた。

「彬也……わかっているだろう。私が出すまで、お前は射精してはいけないよ。ちゃんと漏らさないように、しっかり握っておきなさい。もし、漏らしたら……わかっているね」

 ククッと泰典は嗜虐めいた笑みを漏らす。 
 泰典の命令は絶対だった、彬也は快楽で朦朧となった思考でも、決して手を離さないように、痛いぐらいに自分のペニスを握る。

 乳首を責められながら、下から揺さぶられて、彬也の躯はまるで乗馬でもしているように上下に揺れていた。
 
「アアッ……おとうさっ……アッひいいっ!」

 もう感じたくないと思っているのに、玩具なんかでなく、泰典自身に犯されると嬉しいと思ってしまう。

「彬也……悦い……お前の中は堪らなく気持ちがいい……」

 そんな言葉でも嬉しくて堪らない。

「アヒィイ……お父さんっ……お父さんっ!!」

 ただひとつだけの欲しいものを、彬也は呼び続ける。

「彬也っ……クッ……アアッ……」

 名前を呼ばれると、おかしくなるほどに感じた。

 


/ / 戻る / Top