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Blue 24 「別に処女じゃあるまいし、そんなに嫌がることねーだろ。たかがセックスだぜ。楽しめばいいんだよ」 口脣を寄せようとする俊樹の顎を彬也は両手で制止する。 「やめてっ……ダメです。こんなことしたら、お父さんに嫌われるっ!!」 「大丈夫、大丈夫。そん時は、俺が取りなしてやるって……なにしろ可愛い弟、だもんな」 ニヤニヤと愉しげに笑う俊樹のどこにも信用なんてできなかった。 「やめてっ、兄さんっ!! イヤッ、ヤァアアアッ!!」 首筋を舐められて、ナメクジが這うような、その感触が気持ち悪くて堪らなかった。 手足をばたつかせて、必死に抵抗する。 ガツッ────!! 左頬に激しい衝撃がした。 次ぎは鳩尾にズンッと重い衝撃。 なにが起きたかよく分からなかった。 ゲホッ、ゲホッっとむせるような吐き気に、咳が止まらない。 「手間かけさせるから痛い目にあうんだ。これ以上、殴られたくなかったら、大人しくするんだな」 痛みと吐き気に訳がわからないまま、足をつかまれて広げられた。 頬骨がズキズキ痛い。痛くて何も考えられない。 「なんだ、ケツの孔、もう濡れてるじゃねーか。用意万端ってか。すげーな親父のヤツ、調教は完璧ってわけだ」 俊樹は性器を取り出すと、数回自分の手で陰茎を擦った。 まだ痛みで躯を強張らせている彬也のアナルに、俊樹は一気に欲望を捩じ込ませた。 「うあぁああ────っ!!」 乱暴な挿入に、彬也が悲鳴を上げる。 「アアッ……ヤメッ……抜いてっ……」 自分の中に押し入ってくる凶器に、彬也はただ恐怖した。 「くうっ……キツッ……彬也っ……ちょっとは緩めろっ!!」 パチンッと太ももを叩かれる。白い肌は見る見る赤く染まった。 「無理ッ……アァアアッ……無理ッ……」 痛みで躯が強張っていた。痛みと恐怖で、彬也の躯は自分でも思うように動かない。 「ちっ……しょうがねーな」 俊樹は舌打ちすると、彬也のペニスを握った。やんわりと掴んで上下に扱く。 「アッ……ああっ……」 彬也の躯が次第に弛緩してゆく。 俊樹のペニスを締め付けるほど緊張は弛んでいた。 「感じてんのか?」 緩急をつけて扱かれると、そこから熟れるような快感がじんわりと拡がっていく。 だがそんな事実を認めたくなくて、彬也は嘘をついた。 「嘘をつけ、さっきからギュウギュウ俺のチンコ締め付けてくるくせに……」 「ちがうっ……もう、抜いて……お願い……」 俊樹の腰が捏ねるように、ゆっくりと揺らす。 「やぁああっ……動か……ないでっ……」 内壁を擦られると、ゾワゾワするような快感がじんわりと拡がっていく。 さっきまでの乱暴さが嘘のように、俊樹はゆっくりと腰を動かした。 「アァアアアッ!!……ダメっ……ダメッ!!」 俊樹のペニスは泰典よりも太くて堅かった。 これは違う、泰典のものではないのに、躯は快感を感じでいた。 「イヤァアッ……ヤメッ……あっ、あぁあんっ……」 前立腺を括れの部分で擦られて、ゾクゾクッと這うような快感が走った。 ビクッビクッと躯を跳ねる様子を見て、俊樹は口角を引き上げる。 「いいぜ……お前の中。熱くて……キツクて……気持ちいい……」 嫌だった。 それなのにペニスをちょっと弄られて、敏感なところを擦られただけで感じていた。 躯の奥からズクズクと燻るように切なく疼いて、もっと刺激がほしいと、貪欲に劣情を欲していた。
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