蜜月

 07

「だったら貴哉だって一緒だろう」

 貴哉は聡い子供なので、智則の言いたいことはきっと理解いるはずだった。

「さあ、貴哉。パパをうんと気持ちよくしておくれ」

「いいよ、いっぱいいっぱい気持ちよくしてあげるね」

 貴哉はふわりと笑って、再び腰を動かし始めた。

 智則の腹に両手を着いて、智則のペニスを銜えた尻を、ゆっくりと上下させる。

「ああっ……堪らなく気持ちいいよ……貴哉っ……」

「僕も……気持ちいいよ。パパのおチンチンが中で擦れて……凄く悦いよぉ……」

 貴哉の腰が淫猥に動く。何度も注いだ貴哉のアナルは擦れる度に、グチョグチョといやらしい音を響かせていた。

 自分のペニスが貴哉が腰を動かす度に、出たり入ったりしている様も、目の前に可愛い乳首が立っているのも、智則には可愛く見えた。

 そのツンと立った乳首を智則は摘んだ。

「ひぃん……ダメなのっ……乳首っ……やぁああんっ……」

 嫌だと言う割には、銜えた雄蕊をギュウギュウと締め付けている。

「貴哉の乳首が可愛いから、つい虐めてしまいたくなるんだ」

 くにくにと桜色の粒を指先で弄ぶ。

「あひぃ……やぁ……らめっ……力はいんなっ……ひぃいんっ……」

 快感のせいで、貴哉の腰はすっかり止まってしまった。

「だったらパパが動いて上げるよ」

 智則はしたから貴哉を突き上げると、腹の上でビクビクと躯を跳ねさせる。

「アアッ!……パパッ……やぁあっ……アアッ……ダメッ……いっ、ひぃいいん」

 たらりと、貴哉のあごから唾液が落ちて智則の胸を濡らす。

 堪らなく可愛くて、智則は更に小さな粒をコリコリと爪先で捏ねた。

 快感が全身を伝わっているのだろう。ヒクヒクとまるで痙攣でもしているように震わせてる。

 アナルの中は堪らなくキツく、智則は達ってしまいそうだった。

「もう、パパの馬鹿っ……僕が気持ちよくしてあげるって言ったのに……」

 しばらく動けなくなった智則に貴哉の叱責が降る。

「すまない。あんまり貴哉が可愛かったものだから、パパ止まらなくなったんだ」

 そんな言訳に納得するはずもなく、貴哉は口脣を尖らせる。

「もう、ダメだよ。パパはなんでもしてあげるって言ったんだから、僕の言うこと聞かないと!」

「ああ、わかったよ」

「パパは動いちゃダメだからね」

 智則は答える代わりに笑って頷いた。

「んっ……アアッ……アンッ、アァアン」

 可愛い嬌声を上げながら、貴哉は智則の腹の上で賢明に腰を振っている。

 卑猥なはずなのに、すごく健気に思えてならない。

「アァン……パパのッ……熱くて、堅いのっ……凄くっ、いいのぉ……」

 ほっそりとした白い裸体が、波打つように揺れる。

 その度に、交わる部分からはグチュグチュと淫猥な音が響き、智則に恍惚の快楽を与えていた。

「パパもっ……堪らないよ……貴哉の、腸が絡みついて……気持ちいいっ……」

 セックスがこんなに気持ちいいと思ったのは、貴哉が初めてだった。

 いや、今までセックスだと思っていたものが別物だっと思えるほどだ。

 躯を合わせる幸福感。

 心も躯も満たされる愉悦。

 智則にとって今が一番幸せだった。


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