温泉

 05

 再び生暖かい液体が躯に入り込んでくる。
 一度目の注入より、ニ度目は少し早かった。

 それでも、腹が膨らみ始めると、苦しくて辛い。

「ウッ……ンンッ……ウウッ……」

 口を抑えている男の手から、苦しげな呻きが漏れる。

 後藤は一本目を注ぎ終えると、すぐに二本目を突き刺した。

「ウウウウッ────ッ!!」

 これ以上なんて絶対に無理だった。

 男達に押さえ付けられているにも関わらず、必死に暴れた。

 後藤はククッと冷笑を浮かべる。

「いい顔だ、幸太。その絶望と恐怖に怯える表情が、たまらんな。坊やのいい顔をたっぷり撮ってやるからな、安心しな」

 そう言って、後藤はニ本目を注入し始めた。

「ンン────ッ!!」

 幸太はその恐怖に涙を流すことしかできなかった。

 きっと自分はこのまま殺されてしまうのだと思った。

 しかし薬液もあと半分といったところで、どれだけ押し入れても孔の隙間から、下剤が吹き出てしまった。

 ようやく終わりなんだと幸太は思った。

 だが……。
 後藤は浣腸器を抜いた瞬間に、なにか別のものを肛門に突き刺した。

「これはな、アナルプラグってやつでな。こうっやって、空気を送ってやるとケツの孔を拡張したり、栓の役目も果たすすぐれものってやつだ」

 後藤はそう言って、小さなポンプを押し始めた。

 更に圧迫され、幸太の腹は限界の風船のごとく膨れていた。

「さて、幸太の腹がキレイになって、ケツの孔がいい具合にゆるむまで、これで遊んでやろう」

 後藤が持っているのはハンディータイプのマッサージ機だった。所謂、電マと呼ばれるものだ。

 スイッチを入れたとたん、ヘッドがブルブルと激しく震えだした。

「ずっと、幸太のチンポを弄ってやらなかったからな。これでたっぷり可愛がってやるよ」

 幸太はガクガクと震え、首を横に振る。

「ウウッ……ウウッ……」

 枯れることのない涙で、幸太の顔はグショグショに濡れていた。

「ウグゥウウウウウウ────ッ!!」

 股間に当てられると同時に幸太の躯が、激しく震える。

 苦痛に呻く悲鳴と、マッサージの振動音が辺りに響き渡る。

 男達の誰もが、その様子に釘付けだった。

 マッサージ機の激しさに栓をしているはずのアナルから、時折薬液が吹きこぼれる。

 幼い少年が、逆さのままで妊婦のような腹になるほど下剤を入れられて、局部に電マを当てられている様は、残酷というしかないほど非道なものだった。

 だが、男達の視線は欲望に滾っていた。

 幸太は何度も白目を向いた。その度に、電マの刺激と下剤の苦痛に目を覚ます。

「グギギギギ……グブッ……」

 口に泡を噴きながら、悲鳴とも取れない声を上げる。

 幸太が再び、排泄を許されたのは、たった10分後のことだった。

 しかし、それは永遠ともいうほどの長さで、そしてそれは幸太の大事なものを永遠に奪っていった。

 後藤に抱えられ、幸太は皆に見えるように、排泄をさせられた。

 一度目では味わえなかった、快感が幸太を襲う。

 恍惚の表情を浮かべながら、幸太は汚物を吐き出し、そのあと放尿した。

 幸太の瞳に光はなく、虚ろなままで涎を垂らしている。

 ジョロジョロと幸太の小さなペニスからおしっこが噴き上がるのを見て、男達は喜んだ。

 汚れた躯を、お湯で流されて、次は仰向けに寝かされた。

 幸太は後藤のされるがままになっている。

 抵抗をする気配さえも見せなかった。

 後藤は幸太の足を大きく広げて、股間の間に、たっぷりとローションをかける。

 そして、ニ本の指を幸太のアナルに突き刺した。具合を確かめるように、指を回し、抽送を繰り返す。 

「ああ、いい具合に解れてるな。熱いし、広げてちょうどいい締め付け具合だ」

 後藤の指が探るように、腸壁を撫でると、ヒクリと幸太の躯が跳ねた。

「ここが坊やのいいところだな。奥も敏感そうで良かった」

 後藤は得意そうに笑った。

「ちゃんと、坊やにも気持ちいいようにしてやるよ」

 後藤がその場所をグリグリと指を腹を押し当てると、躯がゾクソクした。

「ヤッ……ダメっ……そこ……へんっ!」

 突然の知らない感覚に、人形のような無気力だった幸太に精気が戻った。

 痛みではない感覚に戸惑う。得も知れないその感覚が怖かった。

 グチョグチョと後藤の指が何度も出入りを繰り返す。

 最初はゆっくりだった指の動きが、まるでピストンのように激しく抜きさしをする。

「アッ……アアッ……やぁ……やめ……あぁあんっ」

 知らないうちに変な声がでた。

 後藤の指がそこに触れる度、幸太の背筋に電流が走る。

「なんだ、もう指マンでこんなに感じてるのか。幸太のケツマンコは本当にいやらしい孔だな」

 それが快感というものだと知る。

「アアッ……ンンッ……違うっ…やぁああっ……」

 思わず否定する。
 幸太にも、お尻を弄られて気持ち良くなるのは、恥ずかしいことなのだと分っていた。

「違うことねーだろ。こんな俺の指に吸い付いておいて。チンポだって、涎たらして、もうビンビンじゃねーか」

 勃起しはじめた幸太のペニスを後藤は指で弾いた。

 幸太の小さなペニスがぷるんと揺れる。

「ほーら、父ちゃんにも見せてやんな。幸太のいやらしいケツマンコをな」

 男達は幸太の足を芳雄の方へと大きく開かせる。

 


/ / 戻る / Top