温泉

 08

「おい、誰か親父の猿轡を取ってやれ」

 芳雄の表情は苦痛に顔に歪められ、溢れる涙が顔中を濡らしていた。

 猿轡が外れたとたん、芳雄は後藤に再び懇願した。

「お……お願いします……もう、息子を許して……下さい……」

 しかし、後藤は冷たい視線で睨むだけで、表情すら変えていない。

「なに寝ぼけたこと言ってんだ。ここで止めたら坊やが今まで我慢したことは全部無駄だってのがわかんねーのか」

 後藤の言葉に芳雄はなにも言えなくなった。

「どうしようもない父親でも、ちょっとぐらい息子の助けをさせてやろう。俺の出した精液をあんたが舐めてキレイにしてやるんだ」

 芳雄も幸太も、後藤の言葉に青ざめた。

「お、お願いします。それだけは許して……」

 幸太が消え入りそうな声で懇願した。

「な〜に、遠慮するな。親が子供に傷を舐めてやるなんて、よくあることじゃねーか。もしかすると腸の中まで傷いってるかもしれねーから、奥まで舌を突っ込んで、たっぷり舐めて貰え」

 後藤が合図すると、芳雄の頭を幸太の股間に押し当てた。

「早く舐めろよ」

 なかなか舌を出さない芳雄に苛立った後藤が、頭を殴った。

「舐めて綺麗にしてやらなきゃ、てめーの息子が辛いだけなんぞ。渇いたところにまた突っ込まれて、傷ついたら可哀想だろうが」

 芳雄の頭を掴んで、幸太の股間にグリグリと押し付ける。

 芳雄は幸太の為だと思って、ようやく舌で幸太のアナルを舐め始めた。

「いいか、俺の精液は全部すすって綺麗にするんだぞ」

「やっ……やだっ、やめてっ……お願いっ」

 ピチャピチャともっとも恥ずかしい場所からいやらしい音が立つ。

 温かいヌルヌルした舌が肛門を這う。その感触に背筋がザワザワとざわめく。

 それは指ともペニスとも違う感覚で、やわらかい舌が腸壁を擦ると、なんとも言えない快感が走る。

 それが父親のものと思うと堪らなく恥ずかしく申し訳なかった。

「ほら、奥までちゃんと舌突っ込んで、啜ってやるんだよ」

 そう言って芳雄を押さえ付けてる男が、芳雄の顔を幸太の股間に押し付ける。

 芳雄は言われるがままに、まだ後藤の精液で汚れた幸太のアナルに舌を差し込む。

「やぁあああっ……やめって……やめてっ……」

 ジュブブジユブブと吸い付かれて、腰の奥がズクズクと疼いた。

「やぁああっ……ヤメてっ、ヤメてっ!」

 幸太が拒絶するほど、まわりの男達は興奮してニヤニヤと眺めている。

 父親に肛門を嬲られて感じている自分が情けなくて、幸太は涙が止まらなかった。

 大好きなお父さんが自分の肛門に舌を入れて、やめてほしい筈なのに、幸太の躯は熱を帯びて刺激が欲しくて堪らなかった。

「アアッ!……やぁあ、んんっ………アァアアアッ!!」

 ヒクヒクと体を震わせながら、幸太のペニスは再び擡げ始めていた。

「見ろよ、こいつ。自分の親父に肛門舐められて感じてるぜ。どうしようもねー淫乱だな」

「やぁっ……やぁああっ……」

 泣きながら幸太は首を振った。
 父親の舌で感じているなんて信じたくなかった。

「いやじゃねーだろ。浣腸されて糞だしては感じて、男のチンポ嵌められてよがりまくって、その上自分の父親に舐められて感じてるんじゃ、幸太は本当のド変態の淫売だよな」

 男の罵られて、幸太は啜り泣く。

「ふぇ……ううっ……ひっ……くっ……」

 芳雄もつられるように泣いていた。息子に苦痛を与えているのは自分自身だというのに、止めることすらできない。

 幸太のアナルを何度も啜り、舌を這わせる。
 とにかく早く男達がこの行為を終わらさせて来れるのを待つ。

 それはさほど時間は掛からなかった。

 男達が堪え切れなくなったからだ。

「そろそろいいだろ後藤さん。俺らのマラも我慢の限界だぜ」

 男の一人がそう声を掛けた。男達の目は一様にギラギラと光り、息を荒げていた。

「ああ、いいだろう」

 芳雄と幸太が再び離されると同時に、男達が幸太に群がった。

 幸太を四つん這いにさせると、すぐさま男の一人が幸太の中に突っ込んだ。

「ひぃ……やぁあああっ……」

 もう一人は幸太の口の中にペニスを突っ込む。

「ふぅんぐっ……んんっ……ぐぐぐぅううっ……」

 両方から突然犯されて、幸太の表情は苦痛に歪む。

「やっぱ、ガキのケツは堪んねーな。すげーキツイのに、中は熱くてトロトロだぜ」

 いきなりラストスパートのような激しさで幸太のアナルを突きまくっていた。

「んぐぅう……んんんっ……ふぁんんんっ!!」

「ほら、もっと締め付けろ」

 バチンと男の手の平が幸太の臀を叩く。

 まるで馬でも乗っているように、男は何度も幸太の臀を叩く。

 白い肌は見る見るまに桃色に変わり、それが梅花を散らしたようになるまで、時間は掛からなかった。

「ほら、空いてる手で俺らのも擦るんだよ」

 さらに左右の男達のペニスを手で握らされて、熱い肉棒をひらに擦りつけられる。

 口も塞がれ悲鳴すら奪われる。幸太は眉間にキツク皺をよせ、涙を流すしかなかった。

 乱暴で性急な挿入はそれほど長く幸太を苦しませなかった。

 自分の中に温かな精液が吐き出され、男のペニスが抜き取られる。だが、少しホッとしたのも束の間で、再び別の男のペニスが挿れられた。  

「んっ……ぐうっ……ぐっおおっ……」

 男に最奥まで深く突かれる度に、口に含んだ陰茎が咽の奥まで入ってくる。

 吐き気と苦しさに涙だけでなく、鼻水まで垂れ落ちる。

 咽の奥で精液を吐き出されると、今度は噎せて苦しんだ。

 しかし、休む暇もなく、噎び苦しむ幸太を四つん這いから、背面座位へと体位を変えさせる。

「やぁっ……深いっ……苦し……あぁあっ……」

 自重によって、男の雄芯を深くまで受け入れる。

 苦しいのに、下から男の腰がガンガンと突き上げてくるのだ。

「ひぃ……あっ……やぁああっ……ひぃいいっ!!」

 すごく苦しいのに、内壁を擦られるとゾクゾクと背筋を這い上がってくる快感ももたらしていた。

 そして、前からはまた男のペニスを銜えさせられた。

 


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