Real

 08

「慌てんなって言ってるだろ。ここで怪我なんかさせちまったら、長い間遊べないだろ。全員で姦わすんだぞ。せっかく薬までつかうんだ。皆で愉しめなきゃ勿体無いだろうが」

 大和の言葉に納得したのか男は大人しく引き下がる。

 俺はその言葉に恐怖に氷りついた。
 
 ここにいる全員に俺は犯されるのだ。
 そこには大和も含めて七人の男がいた。

「それに……このノンケのお兄ちゃんが、次第に乱れていく姿をじっくり見るのも悪くないだろう」

 ククッと大和が楽しげに笑う。

 グッと大和の指が孔に入れられた。
 グリグリと広げられるように、入り口を揉まれて、俺は嫌悪と恐怖に涙を零した。

 こんなやつらに泣かされたくないと思いながら、涙は溢れて止まらなかった。

 悔しい……。

「あ〜あ、お兄ちゃん泣いちゃたよ。大和、虐めすぎじゃなの?」

 タツキは白々しいセリフで大和をとがめる。

「なに言ってんだ。お前が一番のどサドの癖に……」

 その間も大和の指は俺の深くにどんどんと入って、まるで芋虫のように蠢いた。

 吐き気がするほど気持ちが悪い。

「泣いてる姿も可愛いな」

 どこまで本気かもわからない言葉で俺をからかう。

 屈辱を感じるよりも、奥までグイッと突っ込まれた太い指の感触のおぞましさに、俺の躯がわなないた。

「さて、お兄ちゃんのいいところはどこかな?」

 大和と指が内壁を探る。

「ンンッ! ンーッ!!」

 嫌だ…気持ち悪い……。

 だが、大和と指は遠慮なく俺の内側をまさぐった。

「ンーッ!!」

 突然躯が跳ねる。初めて味わうむず痒いようなこそばゆいような感覚に驚く。

「へーっ、ここがお兄ちゃんのいいところか」

 大和は愉しそうに、そこを指先でグリグリと捏ねる。

「ンンッ……ンッ、ンンンッ!!」

 刺激される度、腰骨からゾクゾクとした怖気と甘い痺れるような快感が走る。 
 
「スゲー敏感。これは、思った以上に愉しめるかもな」
 
 くすくすと大和が笑う。

 指がニ本に増えて、円を描くように捲き混ぜたり、スライドしてピストン運動を繰り返す。

「大和ばかり愉しんでズルイ。俺はお兄ちゃんのコレを可愛がって上げるよ」

 タツキが俺のペニスを握る。

 嫌だっ、止めろっ!!

「もう勃っちゃってるじゃん。前立腺、刺激されて感じちゃってるんだ。お兄ちゃん、やっらしぃ〜っ」

 タツキは嬉しそうに俺のペニスを扱く。

「ンッ! ンンーッ!!」

 俺は激しく首を振って拒絶した。

「嫌じゃないだろ。ほら、チンポどんどん勃起してるよ。いやらしい汁まで出てるし」

 クチュクチュと二人に弄られているアナルとペニスから卑猥な音が立つ。

 まるで耳まで犯されているようだった。

 回りからは嘲笑う声が聞こえる。

 惨めで、悔しくて、涙が止まらない。

「いいねぇ、その泣き顔。もっと虐めてあげたくなるよ」

 タツキが俺を見下ろして笑う。
 その残忍な笑みに、大和がどサドと言った言葉を思い知る。

 タツキの手が離れたと思った瞬間、パクリと口に銜えられた。

 まだ彼女にもして貰ったことのない行為に俺は驚く。

 男に銜えられても嫌悪しか感じないはずなのに、俺の雄は更に熱を上げた。

「ンンッ……ンッ……ン−ッ!!」

 タツキの口の中は凄く熱かった。ピアスの付いた舌で擦られ、口脣で扱かれて、蜜口をキツク吸われる。

 ジュボジュボと唾液と先走りを啜る音が更に羞恥を誘う。

 その間にも大和の指は何度も前立腺を刺激していた。

 腰骨が痺れるほどの快感が何度も突き抜ける。

「ンッ、ンンッ……ンッ!」

 俺の鼻から漏れる声にも、甘い嬌声に似たものが混ざる。


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