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狂熱 07 「ひゃぁ……やめっろ……」 そのヌルヌルした感触が気持ち悪かった。 加藤は自分の手にもたっぷりと液体を垂らした。 「ちゃんと濡らさないと匠に傷がついちまうからな」 加藤の手が股間へと伸びていく。 「嫌だっ……やめろっ!!」 加藤の指が、自分でさえ触れたことのない窄まりに触れた。 「やだっ……やだっ……いやぁああ――――っ!!」 ゾッとするほどの不快感と、耐えられないほどの羞恥に頭が真っ白になる。 指先がゆっくりと窄みの中心に沈みこんでいく。 「やめっ……いやぁあっ!!……気持ち悪いっ……」 体内を異物が侵入する感触は、今まで以上に怖気が走るものだった。 激しく抵抗する俺の肩と足を四人で押さえつけられた。 指先がどんどん体内に入り込み、入り口を広げるように、指を回す。 「やめてっ……お願いっ……いやぁああっ!!」 「こらっ、暴れんなよ。傷ついて困るのはお前だぞ」 加藤の言葉も、頭の中までは届かなかった。 「おい、大人しくさせろよ」 加藤が他の四人に命令すると、再び彼らの手と舌が、俺の躯を這っていく。 乳首とペニスを同時に弄られて、再び快楽の灯火が躯に宿る。 「いやっ……アアッ……やめっ……アンッ……」 確かに、指が蠢くアヌスの感触は気持ち悪くて堪らないはずなのに、乳首やペニスに感じる甘い快楽に、その嫌悪は次第に薄れていく。 「アアッ……ハッ、んっ……アァアンッ……」 チュバチュバと音を立てながらキツイほどに肌を吸われ、ねっとりと首筋や内ももを舌で舐められ、あちこちに快感の火種が飛び火する。 いつの間にか、尻の中に入れられた指は三本に増やされていた。 ローションで何度も濡らされたソコは指が抜き差しされる度に、グチョグチョと耳を塞ぎたくなるぐらいの卑猥な音を鳴らしていた。 指先がなにかを探るように奥をまさぐる。内臓を掻き混ぜられているようで、気持ち悪くてしょうがない。 それなに、それは突然に起こった。 そこに触れられた瞬間に、ぞわりと毛穴が開き、腰骨が震えるほどゾクゾクした。 「ひっ……やぁあ……アァアア!!」 乳首やペニスよりも、直撃的に走っていく快感が怖かった。 「見つけた。ここが匠の前立腺。ほら、ココ気持ちいいだろ」 指先を擦るように、何度も押し付けられて、背筋を何度も鮮烈な甘い快感が走っていく。 「あひぃ……アアアッ……イヤァ、ああッ……怖いっ……」 ヒクヒクと四肢を強張らせ、快感が突き抜ける度に、跳ねた。 「ずげっ……初めてで、こんなに感じるなんて……やっぱお前の躯、めちゃくちゃエロいぜ」 いつの間にか、他の四人の愛撫は止んでいた。 「やめっ……ヤッ……アッ、アアんっ!!」 グチャグチャと尻を指で犯されているだけで、俺は悶え悦がっていた。 「いやらしいな……」 四人の視線が、犯されている孔に向けられていた。
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