おみやげ
馬鹿父親×しっかり息子
ショタ,道具,ラブラブ,コメディ
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「圭くん、たっだいま〜〜〜!」
帰ってくるなり良平は、俺に抱きついてきた。
「はぁ〜〜〜っ、久しぶりの圭くんの臭い」
変態みたいに、クンカクンカと俺の臭いを嗅ぐ。
いや、みたいじゃなく、こいつは本当の変態だ。
「たった三日しか会ってなくて、どこが久しぶりなんだよ」
「三日しかじゃなくて、三日もだよぉ〜〜。三日も圭君と会えなくて、おとーさんはチョー寂しかったよぉ〜〜〜」
こんなアホみたいな喋り方だが、これでも立派な三十五歳、会社員。
そして、俺の父親。
「なんだよ、温泉入って旨いもの食って来たんだろ」
「そうなんだけどー、 圭くんのいない旅行なんて全然楽しくなかったよー」
だからぁ〜〜〜。馬鹿みたいだから、その語尾をのばす喋り方はやめろって。
「しょうがないじゃんか、社員旅行なんだから、俺が行けるわけないだろ」
「まったくセコイんだよ、あの会社。子供の旅行費ぐらいドーンと払うぐらいの器量はねーのかっつーの」
「いや、出して貰っても、平日だから行けないし俺」
「もう、圭くん冷た過ぎ〜〜〜っ!」
いや、三十五のおっさんが膨れっ面しても可愛くないから。
「あっ、そうだ。圭くんにお土産があるんだった」
良平が鞄の中をがさごそと探り、袋の包みを俺に差し出した。
満面の笑みを浮かべる良平に、俺はイヤな予感を覚える。
いらないと言ってしまいたい……。
「あっ……ありがとう」
良平の息子ながら、常識人の俺としては、いくら望んでいないとしても、お礼ぐらいは言っておく。
ねえ、見て。早く見てっ!!
良平のランランとした眼差しが、そう訴えていた。
俺は嫌々ながら、その包みをはぎ取った。
「うっ……!」
出てきたものに絶句する。
「これって……」
「チョー可愛いでしょ」
「どこが?」
「え〜〜っ、だって、先っぽがピ・ン・クなんだよぉ〜〜♪」
それはどうみても勃起した男性器そのものを真似て作ったキャンディだった。
卑猥そのものの、チンポアメ。
そして、でかっ!!
こんなもん、食べきれないぞ。
「全然、可愛くないし。だいたい、なんで子供の土産にチンポアメなんか、買ってくるんだよ!」
「圭くんが喜んでくれると思って」
なんて、すげー素の表情で言い切ってしまうのが、良平の良平たる恐ろしいところである。
と言うか、絶対自分が楽しむ為に買ってきたよな。
「せっかく買ってきたんだから、舐めて?」
だからぁ〜〜、おっさんが小首を傾げたって、ちっとも可愛くないって。
俺がすごくイヤな顔をすると、しつこくせがむ。
「な〜め〜てぇ〜〜〜」
俺はチンポアメを握る手を、フルフルと震わせた。
このチンポアメを、このおっさんに投げつけたらすっきりするに違いないって。
俺はそれを想像するだけに留めて、しぶしぶとアメを舐めてやった。
何故なら俺が舐めるまで、良平はスネまくりの、ゴネまくりで鬱陶しいことこの上ないからだ。
ホント子供よりクセが悪いのだ、この大人は。
ペリペロと舐める俺を、じぃっと良平が凝視する。
なんか……舐めにくい……。
「圭くん……エロ〜〜〜イ」
なんて馬鹿まるだしの戯言を言うものだから、俺はカーッとして、良平の足を蹴ってやった。
「ダメ、ダメっ……ちゃんとチンポ舐めて。……なんちって☆」
この糞エロオヤジめぇ〜〜っ!
俺の攻撃は、ちっとも効いてはいないようだった。
縦も横も倍ほど違うのだから、仕方ないと言ったら、仕方ないのかもしれないが……。
ムムッ、なんか納得できない。
「って…… なにやってんだよっ!」
俺のズボンを引っ張ろうとする良平に、慌てて怒鳴った。
「なにって、圭くんがチンポアメ舐めてるから、俺は圭くんのチンポを舐めてあげようと思って♥」
アッという間に、良平は俺のズボンを下着ごと下ろす。
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