ステージ

 02

 僕、本当は凄く怖くて嫌だったんだけど、お父さんが泣いて頼むから、嫌だって言えなかった。

 お父さんは何度もすまない、ごめんを繰り返した。僕はお父さんが泣いているところを初めて見た。

 その後、男の人に貰ったジュースを飲んだら、急に眠たくなって、気がついたらここにいた。

 そうだ……僕は、お父さんに売られてしまったんだ……。

 そう思うと、急に寂しくて、哀しくて、胸が苦しくなった。

 きっと僕がどれだけ泣いて助けを呼んでも、誰も助けはくれないのだろう。

 一体……僕はどうなってしまうの?

 だけど、そんなことを考える間もなく、僕の躯にいっぱい手が伸びて来た。

 その手は、僕の乳首やおちんちんを弄った。それだけでなく、お尻の孔にも指を入れられる。
 
「やめてっ……触らないでっ!」

 言っても無駄だって思ってるけど、叫ばずにはいられなかった。

 最初はくすぐったくて気持ち悪いだけだったのに、ずっと弄られていると、なんだかジンジンと痺れるような、ゾクゾクするような、変な感じになったきた。

「いやぁ……ダメっ……もう、触らないでっ」

「坊や、気持ちよくなってきたのか?」

 気持ちいいって……?
 
 このじっとしていられないような、もどかしい感覚が気持ちいいって言うの?

「あんっ……そこっ……いやぁ……んっ」

 お尻に入れられた指がソコに触れるとゾクゾクした。なんかすごく変、自分の躯が自分じゃないような。とても怖い感覚だった。

「指まんで感じてんのか? ココか、ココが坊やの悦いところか?」

 男は愉しそうに笑って、ぐりぐりとソコを押してきた。

「あぁあっ……ダメッ、ダメッ……いやぁああんっ!!」

 お尻の奥がズキズキと疼いて、おちんちんがすごく熱くなって、勝手に僕の躯はお魚みたいにピチピチ跳ねた。

「ガキのくせに、随分感度のいい躯だ。まあ、お客は愉しんでくれるだろうがな」

「ひんっ……アッ、あんっ……あぁあっ!」

 ダメっ、変な声がでちゃう。止まらないよぉ……。

「よっし、準備は終わりだ」
 
 男が言うと、僕の躯を触っていた手がどこかに消えた。

 


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