ステージ

犬×少年
獣姦,無理矢理


1 / 2 / 3/ 4/ 5

 01

 男の人に起こされて、目が覚めると僕は裸だった。

 なんだかまだ夢の中にいるみたいに、頭の中がぼんやりしてる。こうゆうのを夢見ごこちっていうんだ。

「さあ、来い」

 黒いスーツをきた男の人が言ったとたん、ジャリと金属が当たる音が鳴って、僕の首が引っ張られた。

 苦しいと思ったら、僕の首には首輪が嵌められて、男が引っ張っていた。

「やめてっ……」

 僕は強い声で叫んだつもりなのに、聞こえてくる音は虫の息みたいだった。

 どうして……?
 頭がふわふわしていて、あまりちゃんと考えられない。

 そうするうちに僕は男に引っ張られて、気がつくと、真っ白な場所に立たされていた。

 しばらくして、そこがステージみたいな場所で、真っ白なのはライトがいっぱい当たっているからだってわかった。
 
 わーーーっ!って歓声が上がって、僕はその声の大きさに驚いた。

 それにしても目が痛いぐらいに眩しい。僕は到底目を開けていられなくて、目をつむったけど、それでも眩しかった。

 普通なら時間がたつと目が慣れてくるはずなのに、なぜか今日はいっこうに眩しいままだった。

 僕は奇妙な椅子に座らされた。ひじ掛けに手を縛られ、足は大きく開いたままで足置きのようなものに縛られる。

 下半身は随分とずれ下がって、上半身は少し起こされただけだった。これでは腰掛けているというよりも、寝かされている方が近い。

 そして、僕はおちんちんやお尻が丸見えな格好をさせられていた。

 目は眩しくてよく見えないけど、沢山の人の声がする。凄く愉しそうに笑ってる。だけど、とても嫌な笑いだ。

 彼らはきっとこんな恥ずかしい格好の僕を笑っているのだろう。

「やめて……離して……」

 そう頼んでみたが、誰も答えてはくれなかった。

 どうしてこんなことになったのだろう。

 僕はふわふわしてあまり考えられない頭を、必死で巡らせた。

 確か僕はお父さんに連れてこられて、会社を助けると思って、この男の人の言うことを聞いてくれって言われて……。



← / / 戻る / Top