Call

複数×少年
ショタ,3P,輪姦


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 01

 学校の帰り、携帯のベルがなった。
 慌てて取ろうとしたら2度のコールでベルが切れた。

 一体誰から掛かってきたのか確認すると、そこにあるはずのない名前があった。

『染谷先生』

 そう着信暦が残っていた。

 僕は自分の携帯に染谷先生の携帯を入力した覚えがなかったのだ。

 一体いつの間に登録したのだろう。

 背筋にゾッと冷たいものが走った。

 その途端に、再びコールが鳴り響く。
 僕の心臓は飛び跳ねるように鼓動を打った。

 やはり、発信者は染谷先生だった。

 出たくないと思うのに、僕の指は通話のボタンを押していた。

 どうして!!

 と驚くと同時に、僕は携帯を耳に当てる。
 まるで勝手に右手が動いているみたいだった。

『やあ、弘彰くん。もう学校は終わったかな』

「はい……」

『なら、今から私のところに来なさい。特別に君だけの治療をしてあげよう』

 今日は染谷先生の治療を受ける日ではなかった。

「あの……今日は塾があるので無理です」

 僕に自由になる時間なんてないし、できるだけ先生の治療は受けたくない。

『大丈夫、私からお母さまには連絡を入れておくよ』

「そんな、困ります。今日は試験があるから休めないんです」

 染谷先生の治療を受けるぐらいなら、塾に行く方がよほどましだった。

「フフフッ、君は私の言葉には逆らえないよ」

 気持ちの悪い笑いだった。
 
 その瞬間にパチンと電話の向こうで指が鳴る。

 僕の記憶はそこからスッパリと消えていた。

 ***

 再びパチンと指が鳴った。

 すると突然、僕の目の前に染谷先生が現われた。

「どうして……?」

 僕の頭は酷く混乱していた。
 さっきまで、駅のホームにいたはずだった。

「覚えていないのかい? 駅まで君を迎えにいって、私の家に連れて来たんだよ」

「染谷先生の家……?」

 そこは見覚えのない部屋で、目の前には染谷先生以外にも知らないおじさん達が二人いた。

 わからない、僕はどうしてこんなところに、それに……。

「誰……?」

「彼らは私のお友達だよ。どうしても君に会いたいっていうから、今日は君を紹介しようと思って連れてきたんだよ。岩崎先生と大西先生だ」

 彼らは二人とも染谷よりもずっと年を取っていた。

 先生というのだから、彼らも同じ医者なのだろうか?

 しかし彼らが僕を見る目は、患者を見るものとは到底思えないもので、まるで値踏みでもしているようなそんな無遠慮な眼差しだった。

 その上、回りを取り囲むように立たれて、僕はただ恐怖を感じた。

「君が弘彰君か、なるほど染谷君が自慢するだけあって、可愛い顔をしている」

 岩崎と紹介された男が僕の顎をつつかんで言った。

「こんな純情そうな顏して、あんなに淫らに変貌するなんて驚きだな。よほど、染谷君に念入りに調教されたようだ」

 初めてあうにもかかわらず、岩崎はおかしなことを言うと思った。



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